(1) K,L は正の奇数なので K2≡1(mod4) である。KA=LB と K≡L(mod4) から K2A=KLB≡K2B(mod4). したがって A≡B(mod4)。
(2) d=a−b とおく。正の奇数 Un を U0=1,Un+1=Un(4n+1)(2n+1)(4n+3) で定める。帰納法で (4n)!=23nn!Un が成り立つ。実際、n から n+1 へ進むときは (4n+4)!=(4n)!(4n+1)2(2n+1)(4n+3)4(n+1) を使えばよい。階乗表示に代入し、a=b+d を用いると (4b+14a+1)=(4b+1)UbUd(4a+1)Ua(ba) を得る。よって K=(4b+1)UbUd,L=(4a+1)Ua とおけば、K,L は正の奇数で K(4b+14a+1)=L(ba) を満たす。
(3) 漸化式の因子 (4n+1)(2n+1)(4n+3) は、n が偶数なら 4 を法として 3、奇数なら 1 である。したがって Un≡3⌈n/2⌉(mod4). d=a−b が偶数なら ⌈a/2⌉=⌈b/2⌉+d/2 なので Ua≡UbUd(mod4)。また 4a+1≡4b+1≡1(mod4) だから、(2) の K,L は K≡L(mod4) を満たす。(1) より (4b+14a+1)≡(ba)(mod4).
(4) 2021=4⋅505+1, 37=4⋅9+1 で、505−9=496 は偶数である。(3) から (372021)≡(9505)(mod4). さらに (9505)=9!497⋅498⋅499⋅500⋅501⋅502⋅503⋅504⋅505. 分子と分母から 27 を取り除いた奇数部分は、それぞれ 497⋅249⋅499⋅125⋅501⋅251⋅503⋅63⋅505≡1(mod4), 1⋅1⋅3⋅1⋅5⋅3⋅7⋅1⋅9≡3(mod4). したがって (9505)≡1⋅3−1≡3(mod4) であり、求める余りは 3。