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山形大学/2020年度

山形大学 2020年 数学 第4問解答・解説

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1問題

山形大学2020年度第4問

第 3 項が 5, 第 7 項が 13 である等差数列を {an}\{a_{n}\} とし, 数列 {an}\{a_{n}\} の初項から第 n 項までの和を SnS_{n} とする. また,

b1=19,bn+1=bn−2n−1(n=1,2,3,… )b _ {1} = 19, \quad b _ {n + 1} = b _ {n} - 2 ^ {n - 1} \quad (n = 1, 2, 3, \dots)

で定められた数列を {bn}\{b_{n}\} とし,数列 {bn}\{b_{n}\} の初項から第 n 項までの和を TnT_{n} とする.このとき,次の問に答えよ.

(1) 数列 {an}\{a_{n}\} の一般項と SnS_{n} を求めよ.

(2) 数列 {bn}\{b_{n}\} の一般項と TnT_{n} を求めよ.

(3) Un=∑k=1nakbk\displaystyle U_{n}=\sum\limits _{k=1}^{n}a_{k}b_{k} を求めよ.

(4) Vn=∑k=1n∣akbk∣\displaystyle V_{n}=\sum\limits _{k=1}^{n}|a_{k}b_{k}| を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • an=2n−1,Sn=n2;bn=20−2n−1,Tn=20n−2n+1;Un=20n2−(2n−3)2n−3;Vn={20n2−(2n−3)2n−3(1≦n≦5),(2n−3)2n−20n2+549(n≧6).\begin{gathered}a_n=2n-1,\quad S_n=n^2;\qquad b_n=20-2^{n-1},\quad T_n=20n-2^n+1;\\U_n=20n^2-(2n-3)2^n-3;\\V_n=\begin{cases}20n^2-(2n-3)2^n-3 &(1\le n\le5),\\(2n-3)2^n-20n^2+549 &(n\ge6).\end{cases}\end{gathered}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 等差数列の公差を dd とすると 4d=a7−a3=13−5=84d=a_7-a_3=13-5=8 より d=2d=2。したがって a1=5−2d=1a_1=5-2d=1、 an=2n−1,Sn=n(a1+an)2=n2.\displaystyle a_n=2n-1,\qquad S_n=\frac{n(a_1+a_n)}2=n^2.

(2) 漸化式を初項から足し合わせると bn=19−∑j=1n−12j−1=19−(2n−1−1)=20−2n−1.\displaystyle b_n=19-\sum\limits _{j=1}^{n-1}2^{j-1}=19-(2^{n-1}-1)=20-2^{n-1}. 従って Tn=∑k=1n(20−2k−1)=20n−(2n−1)=20n−2n+1.\displaystyle T_n=\sum\limits _{k=1}^{n}(20-2^{k-1})=20n-(2^n-1)=20n-2^n+1.

(3) akbk=(2k−1)(20−2k−1)a_kb_k=(2k-1)(20-2^{k-1}) より Un=20∑k=1n(2k−1)−∑k=1n(2k−1)2k−1.\displaystyle U_n=20\sum\limits _{k=1}^{n}(2k-1)-\sum\limits _{k=1}^{n}(2k-1)2^{k-1}. ここで ∑k=1n(2k−1)=n2\displaystyle \sum\limits _{k=1}^n(2k-1)=n^2。また ∑k=1n(2k−1)2k−1=2∑k=1nk2k−1−∑k=1n2k−1=(2n−3)2n+3,\displaystyle \sum\limits _{k=1}^n(2k-1)2^{k-1}=2\sum\limits _{k=1}^n k2^{k-1}-\sum\limits _{k=1}^n2^{k-1}=(2n-3)2^n+3, だから Un=20n2−(2n−3)2n−3.U_n=20n^2-(2n-3)2^n-3.

(4) ak=2k−1>0a_k=2k-1>0、bk=20−2k−1b_k=20-2^{k-1} は k≦5k\le5 で正、k≧6k\ge6 で負である。従って 1≦n≦51\le n\le5 では Vn=UnV_n=U_n。n≧6n\ge6 では、最初の5項の和は U5=273U_5=273、以後の項は負なので Vn=U5−(Un−U5)=546−Un=(2n−3)2n−20n2+549.V_n=U_5-(U_n-U_5)=546-U_n=(2n-3)2^n-20n^2+549. ゆえに Vn={20n2−(2n−3)2n−3(1≦n≦5),(2n−3)2n−20n2+549(n≧6).V_n=\begin{cases}20n^2-(2n-3)2^n-3 &(1\le n\le5),\\(2n-3)2^n-20n^2+549 &(n\ge6).\end{cases}

この問題で使う考え方

  • 等差数列の一般項と和
  • 等比数列の一般項と和
  • 総和記号と数列の和
  • 漸化式

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