千葉大学/2006年度
千葉大学 2006年 数学 第8問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
a, t を実数とするとき, 座標平面において,
で定義される図形 C を考える。
(1) すべての t に対して C が円であるような a の範囲を求めよ。ただし, 点は円と見なさないものとする。
(2) a = 4 とする。t が t > 0 の範囲を動くとき, C が通過してできる領域を求め, 図示せよ。
(3) a = 6 とする。t が t > 0 であって, かつ C が円であるような範囲を動くとき, C が通過してできる領域を求め, 図示せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
平方完成で円条件を判定し、各点に対応するtの式から媒介変数範囲を領域の不等式へ変換する。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
平方完成すると、与式は となる。したがって中心は 、半径の2乗は である。また とおけば、点 が 上にある条件は である。
(1) がすべての実数 に対して円となるには、半径の2乗が常に正でなければならない。平方完成して よって最小値 が正であることが必要十分であり、 等号の場合は半径0の点となるため含めない。
(2) では なので、 の全てで は円である。 なら点 がある円上にあるための媒介変数はただ一つで だから、これが正である条件は の場合は も必要であり、 を解くと を得る。この2点は全ての で円上にある。従って求める領域は、 をともに満たす部分と、 をともに満たす部分に、2点 を加えたものである。 図示する際は円 と直線 を境界として、円の内側で直線の下側、および円の外側で直線の上側を塗り、交点だけ加える。境界のその他の点は含まない。
(3) では 従って かつ が円である範囲は または である。 とする。まず となる点を求める。 のため は同符号である。もし なら は を意味するが、 なので不可能。ただし等号の点 は である。従って 、 であり、これは に等しい。この円盤内では より確かに で、 は 、すなわち と同値である。よってこの範囲が与える領域は、 を満たす点のうち、点 を除いた部分である。
次に とする。 のときは であり、条件は かつ となる。 では に必要な が平方和の非負性に反する。、すなわち では となり のため解はない。従って が与える領域は、 を満たす点のうち、点 を除いた部分である。 最終的な領域はこの2領域の和集合である。図では半径2の円の内部(境界を含まない)から を除いた部分と、直線 の上側の開半平面から を除いた部分を塗る。円周、直線、2つの除外点はいずれも領域に含まれない。
この問題で使う考え方
- 二次関数の最大・最小
- 円の方程式
- 軌跡
- 不等式の表す領域
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
