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千葉大学/2009年度

千葉大学 2009年 数学 第3問解答・解説

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1問題

千葉大学2009年度第3問

自然数 a,b,c,da, b, c, d は

c=4a+7b,d=3a+4bc = 4 a + 7 b, \quad d = 3 a + 4 b

を満たしているものとする。

(1) c+3dc + 3d が 5 の倍数ならば 2a+b2a + b も 5 の倍数であることを示せ。

(2) a と b が互いに素で, c と d がどちらも素数 p の倍数ならば, p = 5 であることを示せ。ただし, 2 つの自然数が互いに素とは, 1 以外の正の公約数をもたないことをいう。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    5|(c+3d)なら5|(2a+b)
  • (2)
    p=5p=5

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 条件式から c+3d=(4a+7b)+3(3a+4b)=13a+19b=4(2a+b)+5(a+3b).c+3d=(4a+7b)+3(3a+4b)=13a+19b =4(2a+b)+5(a+3b). 5∣(c+3d)5\mid(c+3d) なら、右辺から 5(a+3b)5(a+3b) を引いて 5∣4(2a+b)5\mid4(2a+b)。44 と 55 は互いに素なので 5∣(2a+b).\boxed{5\mid(2a+b)}.

(2) p∣cp\mid c かつ p∣dp\mid d だから、それらの整数倍の差も pp の倍数である。実際、 4c−7d=4(4a+7b)−7(3a+4b)=−5a,4c-7d=4(4a+7b)-7(3a+4b)=-5a, 3c−4d=3(4a+7b)−4(3a+4b)=5b.3c-4d=3(4a+7b)-4(3a+4b)=5b. したがって p∣5ap\mid5a と p∣5bp\mid5b。もし p≠5p\ne5 なら、pp は素数なので p∣ap\mid a および p∣bp\mid b となる。これは a,ba,b が互いに素であることに反する。ゆえに p=5.\boxed{p=5}.

この問題で使う考え方

  • 整数係数の線形結合
  • 素数の性質と互いに素

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