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千葉大学/2019年度

千葉大学 2019年 数学 第7問解答・解説

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1問題

千葉大学2019年度第7問

a₁=3, a₂=2 とし,n≧2 のとき aₙ₊₁=aₙ²+aₙ−1 として数列{aₙ}を定める。(1) n≧2 のとき aₙ₊₁=a₁a₂⋯aₙ−1 が成り立つことを証明せよ。(2) Σᵢ₌₁ⁿ aᵢ²=a₁a₂⋯aₙ+100 が成り立つような自然数nを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) n≧2n\ge2 で an+1=a1a2⋯an−1a_{n+1}=a_1a_2\cdots a_n-1。 (2) n=95n=95。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

・ Pn=∏i=1nai\displaystyle P_n=\prod\limits _{i=1}^n a_i とおく。n=2n=2 のとき a3=22+2−1=5=3⋅2−1=P2−1a_3=2^2+2-1=5=3\cdot2-1=P_2-1 だから成り立つ。k≧2k\geq2 で ak+1=Pk−1a_{k+1}=P_k-1 と仮定する。このとき Pk=ak+1+1P_k=a_{k+1}+1 なので Pk+1=Pkak+1=(ak+1+1)ak+1=ak+12+ak+1=ak+2+1.P_{k+1}=P_k a_{k+1}=(a_{k+1}+1)a_{k+1} =a_{k+1}^2+a_{k+1}=a_{k+2}+1. 最後の等号では漸化式を n=k+1n=k+1 に適用した。したがって ak+2=Pk+1−1a_{k+2}=P_{k+1}-1 であり、数学的帰納法によりすべての n≧2n\geq2 で an+1=Pn−1a_{n+1}=P_n-1 となる。

・ n≧2n\geq2 では、漸化式から ak2=ak+1−ak+1a_k^2=a_{k+1}-a_k+1 (2≦k≦n)(2\leq k\leq n) である。よって ∑i=1nai2=9+∑k=2n(ak+1−ak+1)=9+(an+1−a2)+(n−1)=an+1+n+6.\displaystyle \begin{aligned} \sum\limits _{i=1}^n a_i^2 &=9+\sum\limits _{k=2}^n(a_{k+1}-a_k+1)\\ &=9+(a_{n+1}-a_2)+(n-1) =a_{n+1}+n+6. \end{aligned} (1)から Pn=an+1+1P_n=a_{n+1}+1 なので ∑i=1nai2=Pn+n+5.\displaystyle \sum\limits _{i=1}^n a_i^2=P_n+n+5. これが Pn+100P_n+100 に等しい条件は n+5=100n+5=100、すなわち n=95n=95 である。別に n=1n=1 を調べると左辺は 99、右辺は a1+100=103a_1+100=103 で等しくない。したがって求める自然数は 9595 である。

この問題で使う考え方

  • 積の帰納法
  • 漸化式の変形
  • 望遠和
  • 小さい添字の別確認

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