(1)z2=2(1+i)2=i,z4=−1,z8=1. よって任意の整数 n を n=8q+r(q は整数, 0≦r≦7)と書けば、zn=zr である。各 r について (zr)r=07=(1,21+i,i,2−1+i,−1,2−1−i,−i,21−i). (2)∣a0+a1z∣2=(a0+2a1)2+(2a1)2=a02+a12+2a0a1. これが1であるから、2a0a1=1−a02−a12。右辺は整数であり、2 は無理数なので a0a1=0。したがって a02+a12=1 であり、整数解は (a0,a1)=(1,0),(−1,0),(0,1),(0,−1) に限る。 (3)z2=i,z3=iz,z4=−1. ゆえに任意の有限和 a0+a1z+⋯+anzn は、z4q+r=(−1)qzr(0≦r≦3)を用いて w=A+Bz+Ci+Dz3(A,B,C,D は整数) と書ける。ここで w=(A+2B−D)+i(C+2B+D) だから ∣w∣2=A2+B2+C2+D2+2{A(B−D)+C(B+D)}. ∣w∣=1 と 2 の無理性から A2+B2+C2+D2=1,A(B−D)+C(B+D)=0. 特に前者より A,B,C,D のうち一つだけが 1 または −1、他は0である。したがって w=1,−1,z,−z,i,−i,z3,−z3 のいずれかであり、w=zk(k は 0≦k≦7 を満たす整数) と表せる。 逆に各 zk(0≦k≦7)は係数を一つだけ1として表せ、∣zk∣=1。これらがちょうど求める複素数である。