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岐阜大学/2001年度

岐阜大学 2001年 数学 第5問解答・解説

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1問題

岐阜大学2001年度第5問

(選択問題) xyz空間において, 点A(1, 2, 1), 点B(-1, 0, 3)を考える。以下の問に答えよ。(配点比率20%)

(1) AP→\overrightarrow{AP}=tAB→\overrightarrow{AB}(tは実数)によって決まる直線AB上の点Pの座標をtを用いて表せ。

(2) x軸上の点Q(a, 0, 0)を固定し, 点Pを直線AB上で動かすとき, 2点P, Q間の距離の最小値をaを用いて表せ。

(3) x軸上の点と直線AB上の点との距離の最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    P=(1−2t,2−2t,1+2t)P=(1−2t, 2−2t, 1+2t)
  • (2)
    min⁡∣PQ∣=2a2−2a+143=23(a−12)2+92\displaystyle \min |PQ|=\sqrt{\frac{2a^2-2a+14}{3}}=\sqrt{\frac23\left(a-\frac12\right)^2+\frac92}
  • (3)
    32\displaystyle \frac3{\sqrt2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

AB→=(−2,−2,2)\overrightarrow{AB}=(-2,-2,2) なので、AP→=tAB→\overrightarrow{AP}=t\overrightarrow{AB} より P=A+tAB→=(1−2t, 2−2t, 1+2t).P=A+t\overrightarrow{AB}=(1-2t,\ 2-2t,\ 1+2t).

Q=(a,0,0)Q=(a,0,0) とする。P−Q=(1−a−2t, 2−2t, 1+2t)P-Q=(1-a-2t,\ 2-2t,\ 1+2t) だから、距離の2乗を展開して平方完成すると ∣PQ∣2=12t2+(4a−8)t+a2−2a+6=12(t−2−a6)2+2a2−2a+143.\displaystyle |PQ|^2=12t^2+(4a-8)t+a^2-2a+6 =12\left(t-\frac{2-a}{6}\right)^2+\frac{2a^2-2a+14}{3}. tt は実数全体を動くので、最小値は平方項が0となるときにとる。従って min⁡∣PQ∣=2a2−2a+143,t=2−a6.\displaystyle \boxed{\min |PQ|=\sqrt{\frac{2a^2-2a+14}{3}}},\qquad t=\frac{2-a}{6}.

次に、この最小距離の2乗をaaについて平方完成すると 2a2−2a+143=23(a−12)2+92.\displaystyle \frac{2a^2-2a+14}{3}=\frac23\left(a-\frac12\right)^2+\frac92. よってx軸上の点も動かすときはa=1/2a=1/2で最小となり、求める距離は 92=32.\displaystyle \boxed{\sqrt{\frac92}=\frac{3}{\sqrt2}}.

この問題で使う考え方

  • ベクトルの成分表示
  • 距離の2乗の平方完成
  • 2変数の最小化を順に行う

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