岐阜大学/2002年度
岐阜大学 2002年 数学 第6問解答・解説
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1問題
(選択問題) コインを8回投げるゲームをする。最初の持ち点を4点とする。コインを1回投げるごとに, 表が出たら持ち点に1点を加え, 裏が出たら1点を引く。以下の問に答えよ。(配点比率20%)
(1) ゲーム終了時に, 持ち点が0点である確率を求めよ。
(2) ゲーム終了時に, 初めて持ち点が0点となる確率を求めよ。
(3) このゲームで, 1度でも持ち点が0点となる確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)7/64
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)7/128
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- (3)23/128
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3解答
解答を見る途中式つきの解答
8回の表裏の結果列はすべて同様に確からしく、合計 通りである。点数は表で1点増え、裏で1点減る。
(1) 終了時に0点となるには、表を 回とすると 。よって であり、結果列は 通り。求める確率は
(2) 8回目に初めて0点になるには最後が裏で、その直前の7回後の点数が1点、さらにそれ以前はずっと正でなければならない。最初の7回は表2回・裏5回。点数から1を引いた高さを考えると、経路は高さ3から出発し、7歩後に高さ0に着く。初めて0点になる条件は、この高さが途中で負にならないことに当たる。
条件を付けない高さ3から0への7歩の経路は、上がる歩が2回なので 通り。途中で負になる経路を数える。高さが初めて になった時点まで、各上り歩を下り歩に、各下り歩を上り歩に入れ替えて反射する。この操作で、元の高さ3から0へ進む不適経路は、高さ から0へ進む7歩の経路に一対一に対応する。逆に、高さ から0への経路は必ず を通るので、その最初の通過まで反射すれば元の不適経路が戻る。対応する経路は上り6歩・下り1歩だから 通り。従って条件を満たす最初の7回は 通りで、確率は
(3) 0点に初めて達する時刻は、最初の4点から1点ずつ変化するため4,6,8回目のいずれか。 4回目なら最初の4回がすべて裏で、後の4回は自由なので16列。 6回目なら6回目が裏で、その直前5回は高さ3から0まで正の点数を保つ。条件なしの5歩では上り1歩で 通り。不適経路は同じ反射対応で高さ から0へ進む5歩となり、5歩すべて上りる1通り、すなわち 通り。従って適切な5回の並びは5−1=4通り。6回目は裏、残り2回は自由だから16列。 8回目に初めて達する列は(2)より14列。 以上から0点に一度でも達する結果列は 通り。求める確率は
この問題で使う考え方
- コイン列を等確率で数える
- 初到達時刻の偶奇・場合分け
- 反射法による境界を越えない経路数
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