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弘前大学/2003年度

弘前大学 2003年 数学 第10問解答・解説

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1問題

弘前大学2003年度第10問

円 C:x2+y2=1C: x^{2} + y^{2} = 1 と曲線 B:y2=x−a(−1<a<1)B: y^{2} = x - a (-1 < a < 1) との 2 つの交点を通

る直線を ℓ\ell とする。曲線 BB と直線 ℓ\ell で囲まれた部分を xx 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を VV とし,円 CC の x>ax > a の部分と直線 ℓ\ell で囲まれた部分を xx 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を WW とする。V=WV = W となるような aa の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a = (-4 - √7)/9

3解答

解答を見る途中式つきの解答

共有点では y2=x−a=1−x2y^2=x-a=1-x^2 だから x2+x−(a+1)=0,x=−1±4a+52.\displaystyle x^2+x-(a+1)=0,\qquad x=\frac{-1\pm\sqrt{4a+5}}{2}. a>−1a>-1 より 4a+5>1\sqrt{4a+5}>1 であり、負の方の根は −1-1 より小さいので円 CC 上にはない。したがって共有点の xx 座標を t=−1+4a+52(0<t<1)\displaystyle t=\frac{-1+\sqrt{4a+5}}{2}\quad(0<t<1) とおくと、二つの共有点は (t,±1−t2)(t,\pm\sqrt{1-t^2}) で、直線 ℓ\ell は x=tx=t である。また a=t2+t−1,t−a=1−t2.a=t^2+t-1,\qquad t-a=1-t^2.

放物線と x=tx=t に囲まれた領域を回転すると、a≦x≦ta\le x\le t における円板の半径は x−a\sqrt{x-a} だから V=π∫at(x−a) dx=π2(t−a)2=π2(1−t2)2.\displaystyle V=\pi\int_a^t(x-a)\,dx =\frac{\pi}{2}(t-a)^2 =\frac{\pi}{2}(1-t^2)^2. 円 CC の x>ax>a 側の弧と ℓ\ell が囲む右側の円弧部分では、t≦x≦1t\le x\le1 における円板の半径は 1−x2\sqrt{1-x^2} だから W=π∫t1(1−x2) dx=π(23−t+t33).\displaystyle W=\pi\int_t^1(1-x^2)\,dx =\pi\left(\frac23-t+\frac{t^3}{3}\right).

V=WV=W より 3t4−2t3−6t2+6t−1=0=(t−1)2(3t2+4t−1).3t^4-2t^3-6t^2+6t-1=0 =(t-1)^2(3t^2+4t-1). 0<t<10<t<1 なので t=1t=1 は除き、二次方程式から t=−2+73\displaystyle t=\frac{-2+\sqrt7}{3} を得る(もう一方の根は範囲外)。よって a=t2+t−1=11−479+−6+379−1=−4−79.\displaystyle a=t^2+t-1 =\frac{11-4\sqrt7}{9}+\frac{-6+3\sqrt7}{9}-1 =\boxed{\frac{-4-\sqrt7}{9}}.

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 直線の方程式
  • 放物線
  • 定積分による体積

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