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弘前大学/2003年度

弘前大学 2003年 数学 第8問解答・解説

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1問題

弘前大学2003年度第8問

f(x)=x24−x2f(x)=x^{2}\sqrt{4-x^{2}} とする。

(1) 関数 y=f(x)y = f(x) のグラフをかけ。

(2) 曲線 C : y=f(x)y = f(x) 上の点 (2,22)(\sqrt{2}, 2\sqrt{2}) における接線を ℓ\ell とする。曲線 C と直線 ℓ\ell で囲まれた部分の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) D=[−2,2], f(−x)=f(x), f(−2)=f(0)=f(2)=0, f(±263)=1639.\displaystyle D=[-2,2],\space{}f(-x)=f(x),\space{}f(-2)=f(0)=f(2)=0,\space{}f\left(\pm\frac{2\sqrt6}{3}\right)=\frac{16\sqrt3}{9}.\quad (2) S=4−π2.\displaystyle S=\frac{4-\pi}{2}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

定義域は 4−x2≧04-x^2\geq 0 より −2≦x≦2-2\leq x\leq 2 である。また f(−x)=f(x)f(-x)=f(x) なので、グラフは yy 軸対称である。

−2<x<2-2<x<2 で微分すると f′(x)=2x4−x2−x34−x2=x(8−3x2)4−x2.\displaystyle f'(x)=2x\sqrt{4-x^2}-\frac{x^3}{\sqrt{4-x^2}}=\frac{x(8-3x^2)}{\sqrt{4-x^2}}. a=263\displaystyle a=\frac{2\sqrt6}{3} とおくと、導関数の符号は −2<x<−a-2<x<-a で正、−a<x<0-a<x<0 で負、0<x<a0<x<a で正、a<x<2a<x<2 で負である。したがって、グラフは −2<x<−a-2<x<-a と 0<x<a0<x<a で増加し、−a<x<0-a<x<0 と a<x<2a<x<2 で減少する。 f(0)=f(−2)=f(2)=0,f(±a)=a24−a2=83⋅23=1639.\displaystyle f(0)=f(-2)=f(2)=0,\qquad f(\pm a)=a^2\sqrt{4-a^2}=\frac83\cdot\frac2{\sqrt3}=\frac{16\sqrt3}{9}. よって x=±ax=\pm a に同じ高さの極大点があり、(0,0)(0,0) は極小点である。端点では f′(x)f'(x) の絶対値が無限大に近づくため、端点 (−2,0),(2,0)(-2,0),(2,0) では接線が鉛直となる。以上の対称性、増減、通過点を用いてグラフを描く。

(2) 接点での傾きは f′(2)=2f'(\sqrt2)=2 だから、接線は ℓ:y−22=2(x−2)\ell:y-2\sqrt2=2(x-\sqrt2)、すなわち y=2xy=2x である。f(x)=2xf(x)=2x を解く。x<0x<0 では左辺は非負、右辺は負なので交点はなく、x=0x=0 は交点である。x>0x>0 では x24−x2=2xすなわちx4−x2=2すなわち(x2−2)2=0,x^2\sqrt{4-x^2}=2x\quad\text{すなわち}\quad x\sqrt{4-x^2}=2\quad\text{すなわち}\quad (x^2-2)^2=0, より x=2x=\sqrt2 のみが交点となる。さらに (x2−2)2≧0(x^2-2)^2\geq0 から x4−x2≦2x\sqrt{4-x^2}\leq2 なので、0<x<20<x<\sqrt2 では直線が曲線の上にある。囲まれた部分の面積は S=∫02(2x−x24−x2) dx.\displaystyle S=\int_0^{\sqrt2}\left(2x-x^2\sqrt{4-x^2}\right)\,dx. 第2項は x=2sin⁡θx=2\sin\theta(0≦θ≦π/40\leq\theta\leq\pi/4)と置換すると ∫02x24−x2 dx=16∫0π/4sin⁡2θcos⁡2θ dθ=π2.\displaystyle \int_0^{\sqrt2}x^2\sqrt{4-x^2}\,dx=16\int_0^{\pi/4}\sin^2\theta\cos^2\theta\,d\theta=\frac{\pi}{2}. したがって S=2−π2=4−π2\displaystyle S=2-\frac{\pi}{2}=\frac{4-\pi}{2}。

この問題で使う考え方

  • 根号関数の増減・接線

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