成分を整数 a,b,c,d として A=(acbd),u=a+d,v=a−d とおく。成分ごとに A2 を計算し、与式と比べると a2+bc=19,bu=9,cu=−30,d2+bc=−14. bu=9 より u=0。また、対角成分の差をとると uv=(a−d)(a+d)=a2−d2=19−(−14)=33. 整数 u は 9 と 30 の公約数だから u=1,−1,3,−3 のいずれか. 各候補に対し v=u33,a=2u+v,d=2u−v,b=u9,c=−u30 と定まり、次の表を得る。 u1−13−3v33−3311−11a17−177−7b9−93−3c−3030−1010d−1616−44 u=±1 のとき bc=−270、u=±3 のとき bc=−30。表の値はそれぞれ a2+bc=19,d2+bc=−14 を満たし、非対角成分も bu=9、cu=−30 だから、すべて元の行列等式を満たす。公約数の候補を尽くしたので、求める行列は (17−309−16),(−1730−916),(7−103−4),(−710−34) の4個である。