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広島大学/2001年度/前期

広島大学 2001年 数学 第2問解答・解説

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1問題

広島大学2001年度第2問

a>0a>0 とし,極方程式 r=2asin⁡θr=2a\sin\theta(0≦θ≦π4\displaystyle 0\leq\theta\leq\frac{\pi}{4})で表される曲線を CC とする。

(1)曲線 CC は円の一部であることを示し,その円の中心と半径を求めよ。さらに,曲線 CC を図示せよ。

(2)曲線 CC と xx 軸および直線 x=ax=a で囲まれた図形を,xx 軸の周りに1回転してできる立体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) 直交座標を (x,y)(x,y) とすると x=rcos⁡θ=asin⁡2θ,y=rsin⁡θ=2asin⁡2θ=a(1−cos⁡2θ).x=r\cos\theta=a\sin2\theta,\qquad y=r\sin\theta=2a\sin^2\theta=a(1-\cos2\theta). したがって x2+(y−a)2=a2.\boxed{x^2+(y-a)^2=a^2}. これは中心 (0,a)(0,a)、半径 aa の円である。 0≦2θ≦π/20\le2\theta\le\pi/2 だから、xx は 00 から aa まで増加し、yy は 00 から aa まで増加する。 よって CC は (0,0)(0,0) から (a,a)(a,a) へ至る右下の四分円弧で、両端を含む。 関数表示では y=a−a2−x2(0≦x≦a).\boxed{y=a-\sqrt{a^2-x^2}\quad(0\le x\le a)}. 図の青い円弧が CC であり、着色部は (2) で回転させる領域を示す。

x軸の目盛が−a、0、a、y軸の目盛が0、a、2aの座標図で、中心の十字印に(0,a)と注記された灰色の破線の円が描かれている。円の右下の部分は青い円弧Cで、原点と右端の(a,a)に青い点がある。青い円弧C、x軸、x=aの位置の赤い縦線で囲まれた領域が水色に塗られている。

(2) xx 座標が一定の断面は半径 a−a2−x2a-\sqrt{a^2-x^2} の円である。 したがって体積は V=π∫0a(a−a2−x2)2 dx=π∫0a(2a2−x2−2aa2−x2) dx.\displaystyle \begin{aligned} V&=\pi\int_0^a\left(a-\sqrt{a^2-x^2}\right)^2\,dx\\ &=\pi\int_0^a\left(2a^2-x^2-2a\sqrt{a^2-x^2}\right)\,dx. \end{aligned} ∫0aa2−x2 dx\displaystyle \int_0^a\sqrt{a^2-x^2}\,dx は半径 aa の四分円の面積なので πa2/4\pi a^2/4。 ゆえに V=π(2a3−a33−2a⋅πa24)=πa3(10−3π)6.\displaystyle V=\pi\left(2a^3-\frac{a^3}3-2a\cdot\frac{\pi a^2}4\right) =\boxed{\frac{\pi a^3(10-3\pi)}6}.

この問題で使う考え方

  • 極座標から直交座標への変換
  • 媒介変数の範囲確認
  • 円断面の積分
  • 円の面積による定積分評価

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