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久留米大学/2020年度/前期

久留米大学 2020年 数学 第3問解答・解説

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1問題

久留米大学2020年度第3問

点(x,y)(x,y)が連立不等式 {y≧xy≧−2xy≦−13x+2\displaystyle \left\{\begin{aligned}y&\geq x\\y&\geq -2x\\y&\leq -\frac{1}{3}x+2\end{aligned}\right. の表す領域を動くとする。

(1) 点(0,3)(0,3)から直線 y=−13x+2\displaystyle y=-\frac{1}{3}x+2 までの距離は ソタチツテ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ソ}}\sqrt{\boxed{\text{タチ}}}}{\boxed{\text{ツテ}}} である。

(2) x2+y2−6yx^2+y^2-6y は,x=−トナニ,y=ヌネノハ\displaystyle x=-\frac{\boxed{\text{ト}}}{\boxed{\text{ナニ}}},y=\frac{\boxed{\text{ヌネ}}}{\boxed{\text{ノハ}}} のとき,最小値 −ヒフヘホ\displaystyle -\frac{\boxed{\text{ヒフ}}}{\boxed{\text{ヘホ}}} をとる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ソ=3, タチ=10, ツテ=10,(x,y)=(−310,2110),min⁡(x2+y2−6y)=−8110.\displaystyle \boxed{\text{ソ}=3,\space{}\text{タチ}=10,\space{}\text{ツテ}=10},\qquad \boxed{(x,y)=\left(-\frac3{10},\frac{21}{10}\right)},\qquad \boxed{\min(x^2+y^2-6y)=-\frac{81}{10}}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)

直線を標準形にすると y=−13x+2であるための必要十分条件はx+3y−6=0.\displaystyle y=-\frac13x+2\text{であるための必要十分条件は} x+3y-6=0. 点 (0,3)(0,3) とこの直線との距離は ∣0+3⋅3−6∣12+32=310=31010.\displaystyle \frac{|0+3\cdot3-6|}{\sqrt{1^2+3^2}} =\frac{3}{\sqrt{10}} =\frac{3\sqrt{10}}{10}. したがって ソ=3,タチ=10,ツテ=10.\boxed{\text{ソ}=3},\qquad \boxed{\text{タチ}=10},\qquad \boxed{\text{ツテ}=10}.

(2)

与えられた式を点 (0,3)(0,3) からの距離で書き直すと x2+y2−6y=x2+(y−3)2−9.x^2+y^2-6y=x^2+(y-3)^2-9. 領域の条件 y≦−13x+2\displaystyle y\le-\frac13x+2 は x+3y−6≦0x+3y-6\le0 である。点 C=(0,3)C=(0,3) では x+3y−6=3x+3y-6=3 なので、領域は直線 x+3y−6=0x+3y-6=0 の反対側の半平面内にあり、どの領域内の点も CC からこの直線までの距離 3/103/\sqrt{10} より近くならない。

この直線への垂線の足は、法線方向 (1,3)(1,3) に沿って CC から 3/103/10 だけ進んだ点 P=(0,3)−310(1,3)=(−310,2110)\displaystyle P=(0,3)-\frac{3}{10}(1,3) =\left(-\frac{3}{10},\frac{21}{10}\right) である。実際、 2110≧−310,2110≧−2(−310),2110=−13(−310)+2\displaystyle \frac{21}{10}\ge-\frac{3}{10},\qquad \frac{21}{10}\ge-2\left(-\frac{3}{10}\right),\qquad \frac{21}{10}=-\frac13\left(-\frac{3}{10}\right)+2 なので PP は与えられた領域に属する。従って領域上での最短距離は CP=3/10CP=3/\sqrt{10} であり、 min⁡(x2+y2−6y)=(310)2−9=910−9=−8110.\displaystyle \min(x^2+y^2-6y) =\left(\frac{3}{\sqrt{10}}\right)^2-9 =\frac9{10}-9 =-\frac{81}{10}. よって ト=3,ナニ=10,ヌネ=21,ノハ=10,ヒフ=81,ヘホ=10.\boxed{\text{ト}=3},\quad \boxed{\text{ナニ}=10},\quad \boxed{\text{ヌネ}=21},\quad \boxed{\text{ノハ}=10},\quad \boxed{\text{ヒフ}=81},\quad \boxed{\text{ヘホ}=10}.

最終答案

ソ=3, タチ=10, ツテ=10,(x,y)=(−310,2110),min⁡(x2+y2−6y)=−8110.\displaystyle \boxed{\text{ソ}=3,\ \text{タチ}=10,\ \text{ツテ}=10},\qquad \boxed{(x,y)=\left(-\frac3{10},\frac{21}{10}\right)},\qquad \boxed{\min(x^2+y^2-6y)=-\frac{81}{10}}.

使用した解法

点と直線の距離、垂線の足、領域の半平面条件、平方完成を用いた。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 座標による距離
  • 不等式の表す領域
  • ベクトルによる図形の考察

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