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久留米大学/2021年度/前期

久留米大学 2021年 数学 第1問解答・解説

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1問題

久留米大学2021年度第1問

3次方程式 x3−2(a+1)x2+(5a2+1)x+b=0⋯(∗)x^3-2(a+1)x^2+(5a^2+1)x+b=0\cdots(*) がある。ただし,aa は負の定数とする。

(1) 3次方程式(*)が x=2x=2 を解にもつとき,b=−アイa2+ウa−エb=-\boxed{\text{アイ}}a^2+\boxed{\text{ウ}}a-\boxed{\text{エ}} であり, x3−2(a+1)x2+(5a2+1)x+b=(x−2)(x2−オax+カa2−キa+ク)x^3-2(a+1)x^2+(5a^2+1)x+b=(x-2)\left(x^2-\boxed{\text{オ}}ax+\boxed{\text{カ}}a^2-\boxed{\text{キ}}a+\boxed{\text{ク}}\right) となる。

(2) 3次方程式(*)の3つの解を 2,z,w2,z,w とするとき,複素数平面上において3点 2,z,w2,z,w を結んでできる三角形が直角二等辺三角形となる a,ba,b の値は a=ケコ,b=サシスa=\boxed{\text{ケコ}},\quad b=\boxed{\text{サシス}} であり,このときの z,wz,w は セソ±タi\boxed{\text{セソ}}\pm\boxed{\text{タ}}i である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

x=2の代入と多項式の除法で二次因子を求め、解と係数の関係および複素数平面上のベクトルの内積を用いて三角形の条件を立式する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) アイ=10, ウ=8, エ=2, オ=2, カ=5, キ=4, ク=1;\space{}\boxed{\text{アイ}}=10,\space{}\boxed{\text{ウ}}=8,\space{}\boxed{\text{エ}}=2,\space{}\boxed{\text{オ}}=2,\space{}\boxed{\text{カ}}=5,\space{}\boxed{\text{キ}}=4,\space{}\boxed{\text{ク}}=1;\qquad (2) a=−1, b=−20, z,w=−1±3i.\space{}a=-1,\space{}b=-20,\space{}z,w=-1\pm3i.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) x=2x=2 を方程式に代入すると 8−8(a+1)+2(5a2+1)+b=0,8-8(a+1)+2(5a^{2}+1)+b=0, したがって b=−10a2+8a−2b=-10a^{2}+8a-2 である。この bb を用いて因数分解すると x3−2(a+1)x2+(5a2+1)x+b=(x−2)(x2−2ax+5a2−4a+1).\begin{aligned} x^{3}-2(a+1)x^{2}+(5a^{2}+1)x+b &=(x-2)(x^{2}-2ax+5a^{2}-4a+1). \end{aligned} よって アイ=10, ウ=8, エ=2, オ=2, カ=5, キ=4, ク=1\boxed{\text{アイ}}=10,\ \boxed{\text{ウ}}=8,\ \boxed{\text{エ}}=2,\ \boxed{\text{オ}}=2,\ \boxed{\text{カ}}=5,\ \boxed{\text{キ}}=4,\ \boxed{\text{ク}}=1 である。

(2) (1)の二次式の根を z,wz,w とする。係数は実数なので、z,wz,w がともに実数なら三点 2,z,w2,z,w は一直線上にあり三角形にならない。したがって z,wz,w は共役な非実数であり、ある t>0t>0 を用いて z=u+ti, w=u−tiz=u+ti,\ w=u-ti とおける。解と係数の関係より z+w=2az+w=2a だから u=au=a である。また、積について a2+t2=zw=5a2−4a+1a^{2}+t^{2}=zw=5a^{2}-4a+1 となり、t2=(2a−1)2t^{2}=(2a-1)^{2} を得る。

共役性から ∣z−2∣=∣w−2∣|z-2|=|w-2| であるため、三角形の二等辺の頂点は 22 である。直角が zz または ww にあると二つの底角が等しいことから両方が直角となって矛盾するので、直角は 22 にある。よって、頂点 22 から z,wz,w へのベクトルの内積が 00 となり、 (a−2,t)⋅(a−2,−t)=(a−2)2−t2=0.(a-2,t)\mathbin{\cdot}(a-2,-t)=(a-2)^{2}-t^{2}=0. したがって (a−2)2=(2a−1)2(a-2)^{2}=(2a-1)^{2}、すなわち (a+1)(a−1)=0.(a+1)(a-1)=0. aa は負なので a=−1a=-1。このとき t=∣2a−1∣=3t=|2a-1|=3、また (1) より b=−20b=-20 である。したがって z,w=−1±3iz,w=-1\pm3i となる。この値では二つの辺のベクトル (−3,3)(-3,3), (−3,−3)(-3,-3) は等しい長さで直交し、条件を満たす。

この問題で使う考え方

  • 多項式の除法
  • 解と係数の関係
  • 複素数の四則演算
  • 複素数平面
  • ベクトルによる図形の考察

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