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久留米大学/2021年度/前期

久留米大学 2021年 数学 第6問解答・解説

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1問題

久留米大学2021年度第6問

関数 f(x)=∣x2−x−3∣f(x)=|x^2-x-3| と g(x)=∣∣32x+3∣−∣32x−10∣∣\displaystyle g(x)=\left|\left|\frac{3}{2}x+3\right|-\left|\frac{3}{2}x-10\right|\right| について,次の問いに答えよ。

(1) x<−2x<-2 のとき,関数 y=f(x)y=f(x) と y=g(x)y=g(x) のグラフの共有点の個数は つ\boxed{\text{つ}} 個である。

(2)

(1)以外の xx の範囲について考えることで,関数 y=f(x)y=f(x) と y=g(x)y=g(x) のグラフの共有点の個数は て\boxed{\text{て}} 個であり,その共有点のうち,xx 座標が最も大きいのは x=とな+にぬx=\boxed{\text{とな}}+\sqrt{\boxed{\text{にぬ}}} である。ただし,共有点が1個の場合は,その共有点の xx 座標を答えよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

絶対値の内部の符号で実数直線を区間分けし、各区間で二次方程式に直して解と範囲を照合する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) つ=1;\space{}\boxed{\text{つ}}=1;\qquad (2) て=3,xmax⁡=−1+11(とな=−1, にぬ=11).\displaystyle \space{}\boxed{\text{て}}=3,\quad x_{\max}=-1+\sqrt{11}\quad(\boxed{\text{とな}}=-1,\space{}\boxed{\text{にぬ}}=11).

4解答

解答を見る途中式つきの解答

q(x)=x2−x−3q(x)=x^2-x-3 とおくと f(x)=∣q(x)∣f(x)=|q(x)| である。内側の二つの絶対値が変わる点は 32x+3=0、すなわちx=−2,32x−10=0、すなわちx=203.\displaystyle \frac32x+3=0\text{、すなわち} x=-2,\qquad \frac32x-10=0\text{、すなわち} x=\frac{20}{3}. 各区間で整理すると g(x)={13,x<−2,∣3x−7∣,−2≦x≦203,13,x>203.\displaystyle g(x)= \begin{cases} 13,&x<-2,\\ |3x-7|,&-2\leq x\leq\frac{20}{3},\\ 13,&x>\frac{20}{3}. \end{cases} 中区間ではさらに x=7/3x=7/3 で 3x−73x-7 の符号が変わる。

(1) x<−2x<-2 では q(x)=x2−x−3=(x+2)(x−3)+3>0,q(x)=x^2-x-3=(x+2)(x-3)+3>0, したがって f(x)=q(x)f(x)=q(x)、また g(x)=13g(x)=13 である。共有点は x2−x−3=13、すなわちx=1±652\displaystyle x^2-x-3=13\text{、すなわち} x=\frac{1\pm\sqrt{65}}{2} を満たす。このうち x<−2x<-2 なのは (1−65)/2(1-\sqrt{65})/2 だけなので、共有点は1個であり、つ=1\boxed{\text{つ}}=1。

(2) まず −2≦x≦7/3-2\leq x\leq7/3 では g(x)=7−3x≧0g(x)=7-3x\geq0 であるから、 ∣q(x)∣=7−3x|q(x)|=7-3x を解く。これは q(x)=7−3xq(x)=7-3x または q(x)=−(7−3x)q(x)=-(7-3x) と同値であり、 x=−1±11または(x−2)2=0.x=-1\pm\sqrt{11}\quad\text{または}\quad (x-2)^2=0. この範囲に入る解は −1+11-1+\sqrt{11} と 22 である。実際、3<11<10/33<\sqrt{11}<10/3 より 2<−1+11<7/32<-1+\sqrt{11}<7/3、また 22 も区間内にある。

次に 7/3≦x≦20/37/3\leq x\leq20/3 では g(x)=3x−7g(x)=3x-7 である。また q(x)=q(7/3)+(x−7/3)(x+4/3)>0q(x)=q(7/3)+(x-7/3)(x+4/3)>0 なので f(x)=q(x)f(x)=q(x)。方程式 q(x)=3x−7q(x)=3x-7 の解は x=2x=2 だけだが、この区間には入らない。

最後に x≧20/3x\geq20/3 では g(x)=13g(x)=13。この範囲では q(20/3)=313/9>13q(20/3)=313/9>13 であり、x2>x1≧20/3x_2>x_1\geq20/3 なら q(x2)−q(x1)=(x2−x1)(x2+x1−1)>0q(x_2)-q(x_1)=(x_2-x_1)(x_2+x_1-1)>0 だから q(x)>13q(x)>13、共有点はない。したがって x≧−2x\geq-2 にある共有点は x=2x=2 と x=−1+11x=-1+\sqrt{11} の2個である。(1)の1個を合わせると全体では3個であり、最大の xx 座標は −1+11-1+\sqrt{11} である。よって て=3, とな=−1, にぬ=11\boxed{\text{て}}=3,\ \boxed{\text{とな}}=-1,\ \boxed{\text{にぬ}}=11。

各候補を元の式に代入すると、x=(1−65)/2x=(1-\sqrt{65})/2 では g=13=fg=13=f、x=2x=2 では f=g=1f=g=1、x=−1+11x=-1+\sqrt{11} では f=g=10−311f=g=10-3\sqrt{11} となり、いずれも範囲条件を満たす。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式とグラフ
  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次不等式とグラフ

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