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京都大学/2008年度

京都大学 2008年 数学 第4問解答・解説

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1問題

京都大学2008年度第4問配点 30点

定数aは実数であるとする。関数 y=|x²−2| と y=|2x²+ax−1| のグラフの共有点はいくつあるか。aの値によって分類せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 共有点の個数は、∣a∣<2|a|<2 のとき 22 個、a∈{±2, ±32}\displaystyle a\in\left\{\pm2,\ \pm\frac{3}{\sqrt2}\right\} のとき 33 個、∣a∣>2|a|>2 かつ a≠±32\displaystyle a\neq\pm\frac{3}{\sqrt2} のとき 44 個である。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

原文・対象 固定PDF p.3の大問4。aa は実数、y=∣x2−2∣y=|x^2-2| と y=∣2x2+ax−1∣y=|2x^2+ax-1|のグラフの共有点数を分類する。

点検した論証 f=x2−2, g=2x2+ax−1f=x^2-2,\ g=2x^2+ax-1とおくと、共有点のx座標は ∣f∣=∣g∣|f|=|g|、すなわちf−g=0f-g=0 または f+g=0f+g=0の根の和集合。二式は x2+ax+1=0x^2+ax+1=0 と 3x2+ax−3=03x^2+ax-3=0。

第1式の判別式はa2−4a^2-4なので、実根数は ∣a∣<2|a|<2 で0、∣a∣=2|a|=2 で重根1、∣a∣>2|a|>2 で2。第2式の判別式はa2+36>0a^2+36>0で常に異なる2実根。

共通根なら第2式−3×第1式から ax=−3ax=-3。これを第1式に入れるとx2=2x^2=2、ゆえに重複する根があるのは (x,a)=(2,−32), (−2,32)\displaystyle (x,a)=(\sqrt2,-\frac3{\sqrt2}),\ (-\sqrt2,\frac3{\sqrt2}) の場合のみ。したがって ∣a∣<2|a|<2 で2点、a=±2a=\pm2 で3点、∣a∣>2|a|>2 かつ a=±32\displaystyle a=\pm\frac3{\sqrt2} で3点、その他の ∣a∣>2|a|>2 で4点。各xでyは一意だからxの根集合数が共有点数に一致する。

分類 - 単元: 二次方程式、二次関数、絶対値関数。 - 方法: 絶対値の等式を二式に分解、判別式、共通根の差し引き。 - テーマ: パラメータに応じて二曲線の共有点を数える。

対象・入力記録

表示修復記録

前版の数式が数式モード外に出ていた箇所をインライン・別行数式に整形し、本文と式を読み分けられるようにした。数学的主張・計算・結論は変更していない。修復前ファイルは `history/transfer08-display-repair-20261001/MM-8d23bfd385ff-Q4/` に保存した。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式とグラフ
  • 二次方程式の判別式

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