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京都大学/2008年度

京都大学 2008年 数学 第5問解答・解説

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1問題

京都大学2008年度第5問配点 35点

次の式で与えられる底面の半径が2,高さが1の円柱Cを考える。 C={(x,y,z) | x²+y²≦4, 0≦z≦1} xy平面上の直線 y=1 を含み,xy平面と45°の角をなす平面のうち,点(0,2,1)を通るものをHとする。円柱Cを平面Hで二つに分けるとき,点(0,2,0)を含む方の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • V=33−4π3.\displaystyle V=3\sqrt3-\frac{4\pi}{3}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

点 (0,2,0)(0,2,0) は z<y−1z<y-1 側にある。円柱内でこの側にある部分は、各 yy において 1<y≦21<y\le2 の範囲だけ現れる。その位置で円柱の xx の幅は 24−y22\sqrt{4-y^2}、平面より下で z≧0z\ge0 の高さは y−1y-1 である。よって yy 軸に垂直な薄い断面を積分すれば V=∫1224−y2(y−1) dy=2(∫12y4−y2 dy−∫124−y2 dy).\displaystyle \begin{aligned} V&=\int_1^2 2\sqrt{4-y^2}(y-1)\,dy\\ &=2\left(\int_1^2 y\sqrt{4-y^2}\,dy- \int_1^2\sqrt{4-y^2}\,dy\right). \end{aligned} 第一の積分は置換 u=4−y2u=4-y^2 により ∫12y4−y2 dy=3.\displaystyle \int_1^2 y\sqrt{4-y^2}\,dy=\sqrt3. 第二の積分は原始関数 y24−y2+2arcsin⁡(y/2)\displaystyle \frac y2\sqrt{4-y^2}+2\arcsin(y/2) を用いて ∫124−y2 dy=π−(32+π3)=2π3−32.\displaystyle \int_1^2\sqrt{4-y^2}\,dy =\pi-\left(\frac{\sqrt3}{2}+\frac\pi3\right) =\frac{2\pi}{3}-\frac{\sqrt3}{2}. 従って求める体積は V=33−4π3.\displaystyle \boxed{V=3\sqrt3-\frac{4\pi}{3}}.

この問題で使う考え方

  • 平面方程式と軸に垂直な断面積の積分

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