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奈良県立医科大学/2018年度/前期

奈良県立医科大学 2018年 数学 第6問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2018年度第6問

以下の問に答えよ。   (1) xxの整式x4+2x3+2x2+2x+1x^4+2x^3+2x^2+2x+1を因数分解せよ。   (2) どのような正整数nnに対しても、n4+2n3+2n2+2n+1n^4+2n^3+2n^2+2n+1は平方数ではないことを証明せよ。ただし、平方数とはある正整数mmを用いてm2m^2と表される正整数のことである。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1)  x4+2x3+2x2+2x+1=(x2+1)(x2+2x+1)=(x2+1)(x+1)2.\begin{aligned} x^4+2x^3+2x^2+2x+1 &=(x^2+1)(x^2+2x+1)\\ &=(x^2+1)(x+1)^2. \end{aligned}   よって、求める因数分解は (x+1)2(x2+1)(x+1)^2(x^2+1) である。実際に展開すると、もとの整式に戻る。   (2)  nn を正整数とし、a=n2+na=n^2+n とおく。aa は正整数であり、 a2=n4+2n3+n2,(a+1)2=n4+2n3+3n2+2n+1.a^2=n^4+2n^3+n^2,\qquad (a+1)^2=n^4+2n^3+3n^2+2n+1. したがって、 (n4+2n3+2n2+2n+1)−a2=(n+1)2>0,(a+1)2−(n4+2n3+2n2+2n+1)=n2>0.\begin{aligned} (n^4+2n^3+2n^2+2n+1)-a^2&=(n+1)^2>0,\\ (a+1)^2-(n^4+2n^3+2n^2+2n+1)&=n^2>0. \end{aligned} ゆえに a2<n4+2n3+2n2+2n+1<(a+1)2.a^2<n^4+2n^3+2n^2+2n+1<(a+1)^2. aa と a+1a+1 は連続する整数なので、整数 mm は m≦am\leq a または m≧a+1m\geq a+1 のいずれかを満たす。前者なら m2≦a2m^2\leq a^2、後者なら m2≧(a+1)2m^2\geq(a+1)^2 である。したがって、上の不等式の間に平方数 m2m^2 はなく、任意の正整数 nn について与式は平方数ではない。

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