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新潟大学/2001年度

新潟大学 2001年 数学 第4問解答・解説

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1問題

新潟大学2001年度第4問

-1と異なる複素数zに対し, 複素数wをw=z/(z+1)で定めるとき, 次の問いに答えよ。

(1) zが複素数平面の虚軸上を動くとき, wが描く図形を求めよ。

(2) zが複素数平面上の円 |z-1|=1 の上を動くとき, wが描く図形を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)∣w−12∣=12,w≠1;\displaystyle \quad\left|w-\frac12\right|=\frac12,\quad w\ne1;\qquad (2)∣w−13∣=13.\displaystyle \quad\left|w-\frac13\right|=\frac13.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

逆変換は z=w/(1−w)z=w/(1-w)(w≠1w\ne1)である。

(1) w=u+ivw=u+iv とおくと z=(u+iv)(1−u+iv)(1−u)2+v2,Re⁡z=u(1−u)−v2(1−u)2+v2.\displaystyle z=\frac{(u+iv)(1-u+iv)}{(1-u)^2+v^2},\qquad \operatorname{Re}z=\frac{u(1-u)-v^2}{(1-u)^2+v^2}. zz が虚軸上にある条件は Re⁡z=0\operatorname{Re}z=0 だから、u2+v2=uu^2+v^2=u、すなわち ∣w−12∣=12.\displaystyle \left|w-\frac12\right|=\frac12. ただし w=1w=1 は有限の zz に対応しないので除く。逆にこの円上で w≠1w\ne1 の点は逆変換で実部0となるため、これが全軌跡である。

(2) 逆変換を代入して ∣z−1∣=1であるための必要十分条件は∣2w−11−w∣=1、すなわち∣2w−1∣=∣1−w∣.\displaystyle |z-1|=1\quad\text{であるための必要十分条件は}\quad\left|\frac{2w-1}{1-w}\right|=1 \quad\text{、すなわち}\quad |2w-1|=|1-w|. 両辺を二乗し、w=u+ivw=u+iv として整理すると (2u−1)2+4v2=(u−1)2+v2であるための必要十分条件は∣w−13∣=13.\displaystyle (2u-1)^2+4v^2=(u-1)^2+v^2 \quad\text{であるための必要十分条件は}\quad\left|w-\frac13\right|=\frac13. この円は w=1w=1 を含まないので、その全体が軌跡である。

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 軌跡
  • 複素数平面

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