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新潟大学/2002年度

新潟大学 2002年 数学 第3問解答・解説

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1問題

新潟大学2002年度第3問

2次関数 f(x)=x^2+(k-1)x+3k-2(kは実数)について,次の問いに答えよ。(1) 2次方程式 f(x)=0 が虚数解をもつようなkの値の範囲を求めよ。(2) x=u+iv(u,vは実数)が2次方程式 f(x)=0の虚数解のとき,uとvの間に成り立つ関係式を求めよ。(3) kが0以上のすべての実数値をとるとき,2次方程式 f(x)=0の解(実数解および虚数解)すべての集合を複素数平面上に図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    7-2sqrt(10)<k<7+2sqrt(10)
  • (2)
    (u+3)2+v2=10(u+3)^2+v^2=10
  • (3)
    circle |z+3|=sqrt(10) plus real ray x<-3 and segment [-1,2]

3解答

解答を見る途中式つきの解答

Δ=(k−1)2−4(3k−2)=(k−7)2−40.\Delta=(k-1)^2-4(3k-2)=(k-7)^2-40. よって f(x)=0f(x)=0 が非実数解をもつのは 7−210<k<7+2107-2\sqrt{10}<k<7+2\sqrt{10} のときである。x=u+iv (v≠0)x=u+iv\ (v\ne0) を根とすると、虚部から k=1−2uk=1-2u。これを実部に代入すると u2−v2−2u2−6u+1=0と同値な条件は(u+3)2+v2=10.u^2-v^2-2u^2-6u+1=0 \quad\text{と同値な条件は}\quad (u+3)^2+v^2=10. 上の kk の区間で u=(1−k)/2u=(1-k)/2 は −3−10<u<−3+10-3-\sqrt{10}<u<-3+\sqrt{10} を動き、共役な二根は円の非実軸部分全体を動く。区間の両端では判別式が0となるため、実軸との交点も含めて円周全体が得られる。 実数根 xx は k(x+3)=(2−x)(x+1).k(x+3)=(2-x)(x+1). x=−3x=-3 は根でない。x≠−3x\ne-3 なら k=(2−x)(x+1)x+3≧0と同値な条件はx<−3 または −1≦x≦2.\displaystyle k=\frac{(2-x)(x+1)}{x+3}\ge0 \quad\text{と同値な条件は}\quad x<-3\ \text{または}\ -1\le x\le2. 従って解の集合を図示すると、中心 (−3,0)(-3,0)、半径 10\sqrt{10} の円周と、実軸上の半直線 x<−3x<-3、線分 −1≦x≦2-1\le x\le2 である。

横軸Re z、縦軸Im z(原点O)の複素数平面に、解の集合を示した図。青い円 |z+3|=√10 は中心 −3、半径 √10 で、実軸と −3−√10 と −3+√10 で、虚軸と i と −i で交わる。実軸上には赤い太線で、−3 の白丸(除く)から左へ矢印で伸びる半直線 x<−3 と、−1 から 2 まで両端黒丸の線分を描き、下に「赤の太線は実数解:x<−3(−3 は除く),−1≦x≦2」と注記している。

この問題で使う考え方

  • 判別式
  • 実部虚部の比較
  • 符号による区間決定

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