信州大学/2003年度
信州大学 2003年 数学 第2問解答・解説
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1問題
原点 O を出発して x 軸上を動く点 P がある。P は1つのさいころを投げるごとに右(正方向)か左(負方向)へ1進む。 出発点 O を P₀ とし,さいころを k 回投げるときに点 P が動いた点を順に P₁, P₂, …, Pₖ とする。このとき,P₀, P₁, …, Pₖ₋₁ を点 P が通った点とよぶことにする。 点 P が座標 a の点にいるとき,P は次の規則に従って動くものとする。 (ア) 点 P が座標 a+1 と a−1 の2点とも通ったことがあるか,または一度も通ったことがなければ,1, 2, 3 の目で左へ1動き,4, 5, 6 の目で右へ1動く。 (イ) 点 P が座標 a−1 の点のみ通ったことがあり a+1 の点は通ったことがないときには,1, 2, 3, 4 の目で左へ1動き,5, 6 の目で右へ1動く。 (ウ) 点 P が座標 a+1 の点のみ通ったことがあり a−1 の点は通ったことがないときには,1, 2 の目で左へ1動き,3, 4, 5, 6 の目で右へ1動く。 たとえば,1回目にさいころを投げたときには,点 P は座標が1と−1のどちらの点も通ったことがないので,(ア)の規則から左右どちらかに同じ確率で1動く。その結果右に動いたとすれば,次にさいころを投げるときには(イ)の規則によって1, 2, 3, 4の目で左へ1動き,5, 6の目で右へ1動く。 このとき,次の問に答えよ。
(1) さいころを2回投げたあとで,点 P が原点 O にいる確率を求めよ。
(2) さいころを6回投げたあとで,点 P が原点 O にいる確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- , 。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
状態を(現在位置x、訪問済みの整数座標mからMまで)とし、左右隣が訪問済みかで原文の遷移確率を決める。隣接移動なので訪問集合は区間であり、この状態で更新可能。既存解説の遷移確率と状態集計を点検し、2歩の帰還確率2/3、6歩の帰還確率79/162を確認した。
既存A017の状態定義・遷移式・全確率と終端表を原文条件に照らして点検。2歩後は対称性と初回1/2・帰還2/3から2/3。6歩後の9個の終端状態の確率表は合計79/162。加えて原文の左右対称状態更新を厳密な有理数で6段反復し、2歩2/3、6歩79/162を照合。current authorの表・結論と一致。
この問題で使う考え方
- 状態遷移
- 場合分け
- 有理数による確率漸化式
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