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信州大学/2003年度

信州大学 2003年 数学 第4問解答・解説

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1問題

信州大学2003年度第4問

図のように地面上の点 O の真上に長さ b の棒 AB が地面に垂直になるようにつるしてあり,その下端 A は地面から高さ a のところにある。ただし a>0 とする。この棒を地面上を動く点 P から観測する。このとき ∠BPA が最大になる点 P に対し OP の長さを求めよ。なお地面は水平面とみなす。

水平線上の左にO、右にPがあり、Oの真上の鉛直線に下からA、Bがある。OAの右側にa、ABの右側にbが記され、OAは破線、AB・AP・BP・OPは実線で描かれている。Oには鉛直線と水平線の直角の印がある。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • OP
    a(a+b)\sqrt{a(a+b)}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

x=OP>0,θ(x)=arctan⁡a+bx−arctan⁡ax\displaystyle x=OP>0,\quad\theta(x)=\arctan\frac{a+b}{x}-\arctan\frac{a}{x}. θ′(x)=ax2+a2−a+bx2+(a+b)2=b(a(a+b)−x2)(x2+a2)(x2+(a+b)2)\displaystyle \theta^{\prime}(x)=\frac{a}{x^2+a^2}-\frac{a+b}{x^2+(a+b)^2}=\frac{b(a(a+b)-x^2)}{(x^2+a^2)(x^2+(a+b)^2)}. b>0b>0 より θ\theta は 0<x<a(a+b)0<x<\sqrt{a(a+b)} で増加し、その後減少する。 ∴OP=a(a+b)\therefore\quad OP=\sqrt{a(a+b)}.

x=OP>0x=OP>0とおく。棒の上下端はOからそれぞれ高さa,a+bにあるので、角度θ(x)=∠BPA\theta(x)=\angle BPAは arctan⁡a+bx−arctan⁡ax\displaystyle \arctan\frac{a+b}{x}-\arctan\frac ax。微分すると θ′(x)=b(a(a+b)−x2)(x2+a2)(x2+(a+b)2)\displaystyle \theta^{\prime}(x)=\frac{b(a(a+b)-x^2)}{(x^2+a^2)(x^2+(a+b)^2)}。b>0b>0よりθ′はx<a(a+b)x<\sqrt{a(a+b)}で正、x>a(a+b)x>\sqrt{a(a+b)}で負。さらにx→0+x\to0^+とx→∞x\to\inftyでθ(x)→0\theta(x)\to0だから、最大となるのは x=a(a+b)x=\sqrt{a(a+b)}。したがって OP=a(a+b)OP=\sqrt{a(a+b)}。数学解は確定したが、独立した表紙に大学・学部表記がなく医学部対象か確認できないため、対象確認は保留。

この問題で使う考え方

  • 逆正接の差の微分
  • 増減による最大値判定

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