本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

信州大学/2003年度

信州大学 2003年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

信州大学2003年度第1問

数列 {aₙ} が a₁=1, (aₙ−2aₙ₊₁)/n=2aₙaₙ₊₁ (n=1, 2, …) で定義されているとき,次の問に答えよ。

(1) すべての自然数 n に対して aₙ>0 が成り立つことを示せ。

(2) bₙ=1/aₙ (n=1, 2, …) とおくとき,数列 {bₙ} のみたす漸化式を求めよ。

(3) 数列 {aₙ} の一般項を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) すべてのnnでan>0a_n>0。(2) b1=1,bn+1=2bn+2nb_1=1,\quad b_{n+1}=2b_n+2n。(3) an=15⋅2n−1−2n−2\displaystyle a_n=\frac{1}{5\cdot2^{n-1}-2n-2}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

与えられた式を整理すると an=2an+1(1+nan).a_n=2a_{n+1}(1+n a_n). (1) a1=1>0a_1=1>0。an>0a_n>0 と仮定すると 1+nan>01+n a_n>0 であり、 an+1=an2(1+nan)>0.\displaystyle a_{n+1}=\frac{a_n}{2(1+n a_n)}>0. よって帰納法により、すべての自然数 nn で an>0a_n>0。

(2) 正値性から bn=1/anb_n=1/a_n が定義できる。元の式を anan+1a_na_{n+1} で割ると 1an+1−2an=2n,\displaystyle \frac1{a_{n+1}}-\frac2{a_n}=2n, したがって b1=1,bn+1=2bn+2nb_1=1,\quad b_{n+1}=2b_n+2n。

(3) bn=5⋅2n−1−2n−2b_n=5\cdot2^{n-1}-2n-2 は初項と漸化式を満たす。従って an=1bn=15⋅2n−1−2n−2.\displaystyle a_n=\frac1{b_n}=\frac1{5\cdot2^{n-1}-2n-2}.

まず元の漸化式を整理してan>0a_n>0からan+1>0a_{n+1}>0を導き、帰納法で逆数bnb_nが常に定義できることを確認する。逆数を取ると一次漸化式となり、その解の初項・推移を代入検算して一般項を得る。

この問題で使う考え方

  • 数学的帰納法
  • 逆数による漸化式の一次化
  • 一次漸化式の解の検算

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。