本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

信州大学/2018年度

信州大学 2018年 数学 第4問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

信州大学2018年度第4問

数列 {a_n} は a_1 = 1,a_{n+1} = (7a_n - 1)/(4a_n + 3) (n = 1, 2, ……) を満たすとする。

(1) n = 1, 2, …… に対し,a_n > 1/2 であることを示せ。

(2) b_n = 2/(2a_n - 1) (n = 1, 2, ……) で定まる数列 {b_n} の一般項を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    すべての自然数nでan>12\displaystyle a_n>\frac12。
  • (2)
    bn=(4n+6)/5b_n=(4n+6)/5(n=1,2,…n=1,2,…)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) n=1n=1 では a1=1>1/2a_1=1>1/2。ある nnで an>1/2a_n>1/2 と仮定する。すると 4an+3>04a_n+3>0 であり、 an+1−12=7an−14an+3−12=5(2an−1)2(4an+3)>0.\displaystyle a_{n+1}-\frac12 =\frac{7a_n-1}{4a_n+3}-\frac12 =\frac{5(2a_n-1)}{2(4a_n+3)}>0. したがって an+1>1/2a_{n+1}>1/2。数学的帰納法によりすべての自然数 nnで an>1/2a_n>1/2 である。

(2) (1)から 2an−1>02a_n-1>0 なので、bn=2/(2an−1)b_n=2/(2a_n-1) はすべてのnで定義される。まず漸化式を変形すると 2an+1−1=2(7an−1)−(4an+3)4an+3=5(2an−1)4an+3.\displaystyle 2a_{n+1}-1 =\frac{2(7a_n-1)-(4a_n+3)}{4a_n+3} =\frac{5(2a_n-1)}{4a_n+3}. よって bn+1=2(4an+3)5(2an−1).\displaystyle b_{n+1}=\frac{2(4a_n+3)}{5(2a_n-1)}. 一方、bn=2/(2an−1)b_n=2/(2a_n-1) から an=1/2+1/bna_n=1/2+1/b_n であり、4an+3=5+4/bn4a_n+3=5+4/b_n、2an−1=2/bn2a_n-1=2/b_n。これを代入して bn+1=2(5+4/bn)5(2/bn)=bn+45.\displaystyle b_{n+1} =\frac{2(5+4/b_n)}{5(2/b_n)} =b_n+\frac45. また b1=2/(2a1−1)=2b_1=2/(2a_1-1)=2。したがって bnb_n は初項 22、公差 45\displaystyle \frac45の等差数列で、 bn=2+45(n−1)=4n+65(n=1,2,…).\displaystyle b_n=2+\frac45(n-1)=\frac{4n+6}{5}\qquad(n=1,2,\ldots).

この問題で使う考え方

  • 数学的帰納法で不等式を証明
  • 分数式の変数変換で漸化式を簡単にする
  • 等差数列の一般項

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。