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東北大学/2011年度

東北大学 2011年 数学 第6問解答・解説

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1問題

東北大学2011年度第6問

行列

A=(3−14−1)A = \left( \begin{array}{c c} 3 & - 1 \\ 4 & - 1 \end{array} \right)

の表す1次変換をfとする。fによる点P(1, 1)の像を P1P_{1} とする。正の整数nに対し, PnP_{n} のfによる像を Pn+1P_{n+1} とする。 PnP_{n} が点Q(10, 10)に最も近くなるときのnの値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • n=5n=5; P5=(6,11)P_5=(6,11), ∣P5Q∣2=17|P_5Q|^2=17 (distance 17\sqrt{17}).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

点検済み解説

n=5; P5=(6,11), |P5Q|²=17 (distance √17).

与えられた行列の積を成分で書くと f(x,y)=(3x−y,4x−y)f(x,y)=(3x-y,4x-y)。P_1=(2,3)であり、Pn=(n+1,2n+1)P_n=(n+1,2n+1)なら f(P_n)=(n+2,2n+3)なので帰納法で全てのn≧1に成立する。

Q=(10,10)との距離の二乗はDn=(n−9)2+(2n−9)2=5(n−275)2+815\displaystyle D_n=(n-9)^2+(2n-9)^2=5\left(n-\frac{27}{5}\right)^2+\frac{81}{5}。頂点27/5に最も近い整数は5,6で、D5=17,D6=18D_5=17,\quad D_6=18。他の正整数はさらに離れているので最小はn=5。

この問題で使う考え方

  • 行列を用いた表現
  • 数学的帰納法
  • 漸化式
  • 座標による距離
  • 二次関数の最大・最小

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