底面を xy 平面、直径 AB を x 軸にとり、円柱を x2+y2≦1,0≦z≦h,h=21 と表す。切断平面は x 軸を含み底面となす角が 45∘ なので、座標軸の向きを選べば z=y とおける。この平面の z≦y 側は y≧0,0≦z≦min(y,h) である。
x=t または x=−t で切った断面を考え、r=1−t2 とおく。このとき −r≦y≦r であり、平面 z=y の z≦y 側の断面積は ∫0rmin(y,h)dy=⎩⎨⎧hr−2h2,2r2,r≧h,r≦h. これは反対側より小さい。実際、断面全体の面積は 2rh で、r≧h のとき上の面積は hr−h2/2<rh、0<r≦h のときは r2/2<rh である。したがってこの断面が小さい方 V に対応する。r≧h は 0≦t≦1/2、r≦h は 1/2≦t≦1 と同値だから、 S(t)=⎩⎨⎧21−t2−41,21−t2,0≦t≦21,21≦t≦1. 境界 t=1/2 では両式とも 1/4 となり連続する。
断面は x の符号について対称なので、体積は V=2∫01S(t)dt=2[∫01/2(21−t2−41)dt+∫1/2121−t2dt]. 第一の積分の根号部分は t=sinθ(0≦θ≦π/4)と置けば ∫01/21−t2dt=∫0π/4cos2θdθ=41+8π. したがって ∫01/2(21−t2−41)dt=82π,∫1/2121−t2dt=31−1225. 以上より V=2(82π+31−1225)=32+1223π−10.