(1) f(θ)=Asin2θ−sin(θ+α) とおく。A>1 および −1≦sinx≦1 より、 f(4π)>A−1>0,f(43π)<−A+1<0,f(45π)>A−1>0,f(47π)<−A+1<0,f(49π)>A−1>0. f は連続なので、これらの隣り合う点の間の4区間それぞれに少なくとも1つ解がある。最後の区間は 2π をまたぐが、f は 2π 周期であるから、その解は 0≦θ<2π の解に対応する。4つの区間は周期を考えても互いに重ならないため、異なる解が少なくとも4個ある。
(2) P=(u,v)、Q(t)=(2cost,sint) (0≦t<2π) とおく。Q(t) における C の接線は 2xcost+ysint=1 であり、その方向ベクトルとして (−2sint,cost) をとれる。よって、直線 PQ が接線と直交する条件は g(t):=(u−2cost)(−2sint)+(v−sint)cost=sintcost−2usint+vcost=0 である。
まず r=21 とする。点 P が領域 D 内にあるなら 2u2+v2<41 なので u±2v≦2u2+v2<21. これより g(4π)=21−(u−2v)>0,g(43π)=−21−(u+2v)<0, g(45π)=21+(u−2v)>0,g(47π)=−21+(u+2v)<0,g(49π)=g(4π)>0. g は連続かつ 2π 周期であるから、隣り合う各点の間に g(t)=0 となる t があり、周期を考えて異なる Q が少なくとも4個得られる。したがって r=21 は条件を満たす。
次に r>21 とし、P0=(41,−42) を考える。このとき 2(41)2+(−42)2=41<r2 だから 点 P0 は領域 D 内にある。この点について上の条件式は g(t)=sintcost−42(sint+cost)=0. s=sint+cost とおくと sintcost=2s2−1 なので、 g(t)=0であるための必要十分条件はs2−2s−1=0、すなわち(s−2)(s+21)=0. s=2 となる t は1つであり、s=−21 は sin(t+4π)=−21 と同値なので 0≦t<2π で2つである。したがって P0 に対して条件を満たす Q はちょうど3個であり、r>21 は条件を満たさない。以上より最大値は 21 である。