本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

筑波大学/2003年度

筑波大学 2003年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

筑波大学2003年度第1問

実数全体で定義された微分可能な関数 f(x)f(x) が, 次の2つの条件 (i), (ii) を満たしている。

(i) すべての x について, f(x)>0f(x) > 0 である。

(ii) すべての x, y について, f(x+y)=f(x)f(y)e−xyf(x+y)=f(x)f(y)e^{-xy} が成り立つ。

(1) f(0)=1f(0)=1 を示せ。

(2) g(x)=log⁡f(x)g(x) = \log f(x) とする。このとき, g′(x)=f′(0)−xg'(x) = f'(0) - x が成り立つことを示せ。

(3) f′(0)=2f'(0)=2 となるような f(x)f(x) を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • f(0)=1、g′(x)=f′(0)−x、f(x)=exp⁡(2x−x22)\displaystyle f(x)=\exp\left(2x−\frac{x^2}{2}\right)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

条件(ii)でy=0y=0とするとf(x)=f(x)f(0)f(x)=f(x)f(0)。f(x)>0f(x)>0よりf(0)=1f(0)=1。次にg(x)=log⁡f(x)g(x)=\log f(x)とおけば g(x+y)=g(x)+g(y)−xy.g(x+y)=g(x)+g(y)−xy. 両辺をyyで微分し、y=0y=0とするとg′(x)=g′(0)−xg'(x)=g'(0)−x。連鎖律とf(0)=1f(0)=1からg′(0)=f′(0)g'(0)=f'(0)なので、要求の関係を得る。f′(0)=2f'(0)=2ならg′(x)=2−xg'(x)=2−x。積分してg(x)=2x−x2/2+Cg(x)=2x−x^2/2+C、g(0)=log⁡f(0)=0g(0)=\log f(0)=0よりC=0C=0。したがって f(x)=exp⁡(2x−x22).\displaystyle f(x)=\exp\left(2x−\frac{x^2}{2}\right). これは正で微分可能で、指数部は2(x+y)−(x+y)2/2=(2x−x2/2)+(2y−y2/2)−xy2(x+y)−(x+y)^2/2=(2x−x^2/2)+(2y−y^2/2)−xyを満たすから元の条件(ii)も成り立つ。

この問題で使う考え方

  • 関数方程式への代入
  • 対数を取る
  • 変数について微分
  • 初期値から積分定数を決定

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。