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筑波大学/2003年度

筑波大学 2003年 数学 第5問解答・解説

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1問題

筑波大学2003年度第5問

2点(0,1),(0,-1)を焦点とする双曲線 C1C_{1} と2点(1,0),(-1,0)を焦点とする楕円 C2C_{2} は,2点 (0,12)\displaystyle \left(0,\frac{1}{2}\right) , (0,−12)\displaystyle \left(0,-\frac{1}{2}\right) のみを共有している。

(1) C1C_{1} と C2C_{2} の方程式を,それぞれ求めよ。

(2) C1C_{1} と漸近線を共有し, C1C_{1} と異なる双曲線を C3C_{3} とする。 C2C_{2} と C3C_{3} が 2 点のみを共有するとき, C3C_{3} の方程式を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

判定

・ 採用: (1) は原文の焦点と共有点から一意に定まり、旧 F18/B18 の式と一致する。

・ 条件付き採用: (2) の旧 F18/B18 の答え 4x2−12y2=54x^2-12y^2=5 は、「C1C_1 と2本の漸近線を共有する」という意味なら正しい。

・ 要確認: 原文 p.5 は「C1C_1と漸近線を共有し」とだけ書き、共有するのが1本か2本かを明示していない。1本を共有する読みでも条件を満たし、旧答と異なる方程式を与える双曲線が作れるため、現行文面だけでは (2) は一意でない。

元の A 副本 A/quality-review.json は指定旧答の参照欠落を理由に BLOCKED で seal 済み。本稿はそれを上書きしない補足副本である。P/Vの判断を根拠にせず、原文 p.5 と改訂キューで指定された旧 F18/B18 のみを照合対象とした。ただし、探索出力で既存P成果の一部を誤って閲覧したため、本稿を完全に fresh な独立解答とは主張しない。範囲は audit.json に記録する。

原文確認と (1) C1C_1 を y2/a2−x2/b2=1y^2/a^2-x^2/b^2=1 と置く。頂点が (0,±1/2)(0,\pm1/2) なので a=1/2a=1/2。焦点距離 c=1c=1 より a2+b2=c2a^2+b^2=c^2、従って b2=3/4b^2=3/4 である。ゆえに C1:4y2−43x2=1.\displaystyle C_1:\quad 4y^2-\frac43x^2=1. C2C_2 を x2/A2+y2/B2=1x^2/A^2+y^2/B^2=1 と置くと、共有点から B=1/2B=1/2、また A2−B2=1A^2-B^2=1 より A2=5/4A^2=5/4。従って C2:45x2+4y2=1.\displaystyle C_2:\quad \frac45x^2+4y^2=1. 2式を連立すると x=0x=0, y=±1/2y=\pm1/2 となり、指定の2点だけである。

(2) 条件付き導出:2本の漸近線をともに共有 C1C_1 の漸近線は y=±x/3y=\pm x/\sqrt3。この2直線をともに漸近線とする原点中心の双曲線を C3:y2−x2/3=kC_3:y^2-x^2/3=k(k≠0k\ne0)と置く。k=1/4k=1/4 は C1C_1 自身なので除外する。X=x2X=x^2, Y=y2Y=y^2 とすると、C2,C3C_2,C_3 から X=1532(1−4k),Y=5+12k32.\displaystyle X=\frac{15}{32}(1-4k),\qquad Y=\frac{5+12k}{32}. X,Y>0X,Y>0 なら交点は4個。2点ちょうどとなる境界は X=0X=0 または Y=0Y=0 である。前者は k=1/4k=1/4 で除外、後者は k=−5/12k=-5/12, X=5/4X=5/4。従ってこの解釈では C3:y2−x23=−512,4x2−12y2=5,\displaystyle C_3:\quad y^2-\frac{x^2}{3}=-\frac5{12},\qquad \boxed{4x^2-12y^2=5}, 共有点は (±5/2,0)(\pm\sqrt5/2,0)。旧 F18/B18 の回答はこの条件下で正しい。

一方の漸近線だけを共有する反例 r=−x+3y2,s=3x+y2,λ=22−38\displaystyle r=\frac{-x+\sqrt3y}{2},\qquad s=\frac{\sqrt3x+y}{2},\qquad \lambda=\frac{2\sqrt2-\sqrt3}{8} とおき、C3′:rs=λC_3':rs=\lambda とする。λ>0\lambda>0 なので、u=(r+s)/2u=(r+s)/\sqrt2, v=(r−s)/2v=(r-s)/\sqrt2 とすれば u2−v2=2λu^2-v^2=2\lambda、すなわち非退化双曲線。漸近線は r=0r=0(y=x/3y=x/\sqrt3)と s=0s=0(y=−3xy=-\sqrt3x)であり、前者のみが C1C_1 の漸近線と共通である。

C2C_2 を x=(5/2)cos⁡tx=(\sqrt5/2)\cos t, y=(1/2)sin⁡ty=(1/2)\sin t と表すと rs=−38+−33cos⁡2t+5sin⁡2t16.\displaystyle rs=-\frac{\sqrt3}{8}+\frac{-3\sqrt3\cos 2t+\sqrt5\sin 2t}{16}. 後半の振幅は (33)2+(5)2/16=2/4\sqrt{(3\sqrt3)^2+(\sqrt5)^2}/16=\sqrt2/4。従って最大値は −3/8+2/4=λ-\sqrt3/8+\sqrt2/4=\lambda。最大となる 2t2t は法 2π2\pi で一つなので、0≦t<2π0\le t<2\pi ではちょうど2点で最大を取り、C2,C3′C_2,C_3' の共有点はちょうど2点となる。これは旧答と異なるが、一方の漸近線だけを共有するという読みでは原文条件を満たす。

従って (2) は「2本共有の解釈なら正答」と条件付け、原文の共有本数確認を要するタグを付す。原文の意味が確認されるまで一意解として採用しない。

この問題で使う考え方

  • 楕円
  • 双曲線

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