筑波大学/2019年度
筑波大学 2019年 数学 第6問解答・解説
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1問題
を満たす複素数 z 全体の集合を A とする。ただし は z の共役複素数である。
(1) 集合 A を複素数平面上に図示せよ。
(2) A の要素 z の偏角を θ とする。ただし -π < θ ≦ π とする。z が A を動くとき、θ のとりうる値の範囲を求めよ。
(3) が正の実数となる A の要素 z の個数を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) A は中心 (2,0)、半径1の円。 (2) −π/6≦θ≦π/6。 (3) 20個。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおくと、、 である。したがって よって は中心 、半径 の円である。
(2) ()とおく。(1)の式は となる。 が実数となるための判別式の条件は 円 上では なので 、従って である。主値 の範囲で、これらの条件は に等しい。逆にこの範囲では二次方程式の根 は実数であり、積が 、和が なので正である。よって区間内のすべての偏角が実際に現れる。端点では根が重なり、接点が1つずつである。
(3) とすると、ド・モアブルの定理により である。 だからこれが正の実数となる条件は (2)の範囲から の11通りである。端点 では接点が各1つ、内側の9通りでは半径方向が円と2点で交わる。従って個数は
中心(2,0)、半径1の円周全体。

この問題で使う考え方
- 平方完成
- 判別式
- ド・モアブルの定理
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