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愛媛大学/2013年度/前期

愛媛大学 2013年 数学 第10問解答・解説

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1問題

愛媛大学2013年度第10問

(医学部) 1から40までの番号をつけた40枚のカードが2組ある。これら80枚のカードを袋に入れてよくかき混ぜて、同時に3枚を取り出すとき、次の確率を求めよ。

(1) 3つの番号がすべて3の倍数である確率。

(2) 3つの番号の積が3の倍数である確率。

(3) 3つの番号の和が3の倍数である確率。

(4) 3つの番号の積が27の倍数である確率。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 5158,\displaystyle \space{}\frac{5}{158},\quad (2) 11031580,\displaystyle \space{}\frac{1103}{1580},\quad (3) 5271580,\displaystyle \space{}\frac{527}{1580},\quad (4) 14758216.\displaystyle \space{}\frac{1475}{8216}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

全場合の数は、同じ番号でも2枚のカードを別物として数えて (803)=82160\displaystyle \binom{80}{3}=82160 である。

(1) 1から40までの3の倍数は13個なので、該当するカードは26枚。よって (263)(803)=260082160=5158.\displaystyle \frac{\binom{26}{3}}{\binom{80}{3}} =\frac{2600}{82160} =\boxed{\frac5{158}}.

(2) 3の倍数でない番号は27個で、カードは54枚。積が3の倍数でないのは3枚ともこの54枚から選ぶ場合だから 1−(543)(803)=1−2480482160=11031580.\displaystyle 1-\frac{\binom{54}{3}}{\binom{80}{3}} =1-\frac{24804}{82160} =\boxed{\frac{1103}{1580}}.

(3) 番号を3で割った余りが0,1,2であるカード数は、それぞれ26,28,26枚である。和が3の倍数になる余りの組は、同じ余り3枚、または0,1,2を1枚ずつ選ぶ場合である。したがって 2(263)+(283)+26⋅28⋅26(803)=2740482160=5271580.\displaystyle \frac{2\binom{26}{3}+\binom{28}{3}+26\cdot28\cdot26}{\binom{80}{3}} =\frac{27404}{82160} =\boxed{\frac{527}{1580}}.

(4) 各カードに含まれる3の指数で分類する。指数0,1,2,3以上のカード数はそれぞれ54,18,6,2枚である。まず、指数3以上のカードを少なくとも1枚含む組は (803)−(783)=6084\displaystyle \binom{80}{3}-\binom{78}{3}=6084 通り。

そのようなカードを含まず、指数の和が3以上となる組は、指数2のカードを選ぶ枚数により 選び方組数3枚とも指数2(63)=202枚が指数2(62)⋅72=10801枚が指数26((722)−(542))=67500枚が指数2(183)=816\displaystyle \begin{array}{c|r} \text{選び方}&\text{組数}\\ \hline 3枚とも指数2&\binom63=20\\ 2枚が指数2&\binom62\cdot72=1080\\ 1枚が指数2&6\left(\binom{72}{2}-\binom{54}{2}\right)=6750\\ 0枚が指数2&\binom{18}{3}=816 \end{array} となる。ここで指数2が1枚の場合、残り2枚には少なくとも1枚の指数1が必要であり、指数2が0枚の場合は3枚とも指数1でなければならない。したがって有利な組は 6084+20+1080+6750+816=147506084+20+1080+6750+816=14750 通りであり、求める確率は 1475082160=14758216.\displaystyle \frac{14750}{82160}=\boxed{\frac{1475}{8216}}.

この問題で使う考え方

  • 組合せによる無作為抽出
  • 余事象
  • 3を法とする剰余分類
  • 素因数3の指数分類

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