本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

防衛医科大学校/2023年度/一般

防衛医科大学校 2023年 数学 第II問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

防衛医科大学校2023年度第II問

下の2式 log⁡ax(x−8)=2,log⁡a(5x−42)=1\log_a x(x-8)=2,\qquad \log_a(5x-42)=1 を同時に満たす実数 xx が存在するような aa を a0a_0 とする。a=a0a=a_0 のとき,上の2式を同時に満たす xx を x0x_0 とすると,a0a_0 と x0x_0 の積は 3\boxed{3} である。また, log⁡ax(x−8)=2log⁡a(5x−42)\log_a x(x-8)=2\log_a(5x-42) を満たす xx をすべて足し合わせると 4\boxed{4} になる。

3\boxed{3} の選択肢

(1) 24  (2) 25  (3) 26  (4) 27  (5) 28

4\boxed{4} の選択肢

(1) 496\displaystyle \dfrac{49}{6}  (2) 9  (3) 1036\displaystyle \dfrac{103}{6}  (4) 763\displaystyle \dfrac{76}{3}  (5) 1033\displaystyle \dfrac{103}{3}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 解答欄3: 27(選択肢4),解答欄4: 9(選択肢2).\boxed{\text{解答欄3: }27\text{(選択肢4)},\qquad \text{解答欄4: }9\text{(選択肢2)}.}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

防衛医科大学校 2023 数学・II

問題の確認

原本画像(PDF p.2、印字ページ1)で大問IIの2式と解答欄3・4の選択肢を確認した。第1部では2つの対数方程式を同時に満たす実数が存在する底a0a_0を求め、そのときのa0x0a_0x_0を問う。第2部では

log⁡a(x(x−8))=2log⁡a(5x−42)\log_a\bigl(x(x-8)\bigr)=2\log_a(5x-42)

を満たすxxの総和を問う。後半の底は原文どおりaaとして扱う。前半のa0a_0を指す場合も含め、有効な同一の底なら結果は底の値に依存しない。

解答欄3: a0x0a_0x_0

対数の底と真数の条件はa>0a>0、a≠1a\ne1、x(x−8)>0x(x-8)>0、5x−42>05x-42>0である。2式目から

log⁡a(5x−42)=1すなわち5x−42=a,\log_a(5x-42)=1\quad\text{すなわち}\quad 5x-42=a,

したがってx=(a+42)/5x=(a+42)/5。これを1式目に用いると

a+425(a+425−8)=a2.\displaystyle \frac{a+42}{5}\left(\frac{a+42}{5}-8\right)=a^2.

a+425−8=a+25\displaystyle \frac{a+42}{5}-8=\frac{a+2}{5}なので

(a+42)(a+2)=25a2すなわち6a2−11a−21=0すなわち(a−3)(6a+7)=0.(a+42)(a+2)=25a^2 \quad\text{すなわち}\quad 6a^2-11a-21=0 \quad\text{すなわち}\quad (a-3)(6a+7)=0.

よって候補はa=3a=3またはa=−7/6a=-7/6。a>0a>0よりa=−7/6a=-7/6は不適である。a=3a=3ならx=(3+42)/5=9x=(3+42)/5=9、真数はx(x−8)=9>0x(x-8)=9>0、5x−42=3>05x-42=3>0となり、2式を満たす。したがってa0=3a_0=3、x0=9x_0=9であり、

a0x0=3⋅9=27\boxed{a_0x_0=3\cdot9=27}

で、解答欄3の選択肢は4\boxed{4}である。

解答欄4:対数方程式を満たす xx の総和

後半では有効な底a>0, a≠1a>0,\ a\ne1を用いる(前半のa0=3a_0=3を指す場合も含む)。両方の真数が正でなければならず、特に

5x−42>0したがってx>425>8,\displaystyle 5x-42>0\quad\text{したがって}\quad x>\frac{42}{5}>8,

この条件の下でx(x−8)>0x(x-8)>0も満たされる。5x−42>05x-42>0だから

2log⁡a(5x−42)=log⁡a((5x−42)2).2\log_a(5x-42)=\log_a\bigl((5x-42)^2\bigr).

有効な底aaに対してlog⁡au\log_a uはu>0u>0で一対一なので、元の方程式は定義域内で

x(x−8)=(5x−42)2x(x-8)=(5x-42)^2

と同値である。展開・整理すると

x2−8x=25x2−420x+1764,0=24x2−412x+1764,0=6x2−103x+441=(x−9)(6x−49).\begin{aligned} x^2-8x&=25x^2-420x+1764,\\ 0&=24x^2-412x+1764,\\ 0&=6x^2-103x+441=(x-9)(6x-49). \end{aligned}

候補はx=9,496\displaystyle x=9,\frac{49}{6}。定義域はx>42/5x>42/5であり、9>42/59>42/5だが49/6<42/549/6<42/5なので、後者は真数条件に反して除く。よって解はx=9x=9のみで、その総和は

9\boxed{9}

であり、解答欄4の選択肢は2\boxed{2}である。

最終答案

解答欄3: 27(選択肢4),解答欄4: 9(選択肢2).\boxed{\text{解答欄3: }27\text{(選択肢4)},\qquad \text{解答欄4: }9\text{(選択肢2)}.}

使用した解法

対数の定義域を先に課し、log⁡au=1\log_a u=1から真数を底に等置した。二次方程式の解を底・真数条件で絞り、後半は同じ底の対数関数の一対一性で真数を等置して、定義域に合う解だけを選んだ。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 対数関数のグラフ・増減
  • 二次方程式とグラフ
  • 一次不等式

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。