筑波大学/2005年度
筑波大学 2005年 数学 第7問解答・解説
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1問題
正の整数 N に対して, である正の整数 a と によって, 数列 を
で定義する。
(1) N, a を入力して , , , ... を計算し, となったとき の値を出力して終了するプログラムを書け。ただし, BASIC では は ABS(x) で求められる。
(2) が成り立つことを示せ。
(3) b > 0 のとき, 次の不等式が成り立つことを示せ。
(4) を示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) から判定し、未達ならで更新して再判定するBASICプログラム。(2) 。(3) 。(4) 。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 問題文が指定するBASICでは、入力した に対し 、初項 として次のように書ける。各反復でまず現在値の条件を判定するため、 も対象に含まれる。 (2) とおけば 。したがって (3) なら 。また で、 なら だから常に である。 なら は平方数でなくは無理数である。各は整数から始まり漸化式で有理数の演算を繰り返すので有理数であり、。よって誤差係数は (2)より誤差の符号は毎回反転し、絶対値は小さくなる。 なので偶数項は より小さく単調増加し、奇数項は より大きく単調減少する。従って (4) なら 。 では とすれば ゆえに 。
この問題で使う考え方
- 漸化式の誤差評価
- 交互にはさむ数列
- BASICの条件分岐と反復
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