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千葉大学/2000年度

千葉大学 2000年 数学 第5問解答・解説

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1問題

千葉大学2000年度第5問

長さ1の棒PQが座標平面上にある。PはA(1,0)から出発し,x軸上を原点Oまで動き,QはOを出発し,B(0,1)までy軸上を動く。この棒の上に動点Rがあり,つねにPR=APであるとする。

(1) ∠OQP=θ\angle OQP = \theta としたとき, R の座標を θ\theta で表せ。

(2) R が動いてできる曲線と x 軸, y 軸によって囲まれる図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • R=(sin⁡2θ, (1−sin⁡θ)cos⁡θ)(0≦θ≦π2),S=23−π8.\displaystyle R=(\sin^2\theta,\space{}(1-\sin\theta)\cos\theta)\quad(0\le\theta\le\frac\pi2),\qquad S=\frac23-\frac\pi8.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

P=(p,0), Q=(0,q) とおくと、長さ PQ=1PQ=1 より p2+q2=1p^2+q^2=1。直角三角形 OQPOQP で PQ=1PQ=1、∠OQP=θ\angle OQP=\theta だから p=OP=sin⁡θ,q=OQ=cos⁡θ.p=OP=\sin\theta,\qquad q=OQ=\cos\theta. 棒の長さは1で、AP=1−pAP=1-p。したがって、棒上の点 RR は PP から QQ へ距離 1−p1-p だけ進んだ点であり R=P+(1−p)(Q−P).R=P+(1-p)(Q-P). これより R=(p2,q(1−p))=(sin⁡2θ, (1−sin⁡θ)cos⁡θ).\boxed{R=(p^2,q(1-p))=(\sin^2\theta,\ (1-\sin\theta)\cos\theta)}. 運動の内部では 0<θ<π/20<\theta<\pi/2 であり、端点は極限として含める。

(2) x=sin⁡2θx=\sin^2\theta は 0≦θ≦π/20\le\theta\le\pi/2 で0から1まで増加し、曲線は第1象限で軸と囲む領域の上端となる。よって S=∫0π/2y(θ)dxdθ dθ=2∫0π/2sin⁡θ(1−sin⁡θ)cos⁡2θ dθ=2∫0π/2sin⁡θcos⁡2θ dθ−2∫0π/2sin⁡2θcos⁡2θ dθ=23−π8.\displaystyle \begin{aligned} S&=\int_0^{\pi/2} y(\theta)\frac{dx}{d\theta}\,d\theta\\ &=2\int_0^{\pi/2}\sin\theta(1-\sin\theta)\cos^2\theta\,d\theta\\ &=2\int_0^{\pi/2}\sin\theta\cos^2\theta\,d\theta -2\int_0^{\pi/2}\sin^2\theta\cos^2\theta\,d\theta\\ &=\frac23-\frac\pi8. \end{aligned} 従って求める面積は 23−π8\displaystyle \boxed{\frac23-\frac\pi8}。

この問題で使う考え方

  • 直角三角形の三角比
  • 線分上の点の座標表示
  • 媒介変数による面積積分
  • 三角関数の定積分

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