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千葉大学/2001年度

千葉大学 2001年 数学 第3問解答・解説

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1問題

千葉大学2001年度第3問

a,ba, b を整数とする。3次関数 f(x)=x3+ax2+2bxf(x) = x^3 + ax^2 + 2bx が, 0<x<20 < x < 2 の範囲で極大値と極小値をもつとき, a,ba, b の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

q(x)=f′(x)=3x2+2ax+2bq(x)=f'(x)=3x^2+2ax+2b とおく。三次関数が0<x<20<x<2 の範囲内で極大・極小をともにもつには、qq が相異なる二根 r1,r2r_1,r_2 をもち、0<r1<r2<20<r_1<r_2<2 でなければならない。逆にこの条件なら、qq の符号は根の間で負、外側で正となるため、二根で極大・極小をもつ。

解と係数の関係から r1+r2=−2a3,r1r2=2b3.\displaystyle r_1+r_2=-\frac{2a}{3},\qquad r_1r_2=\frac{2b}{3}. 従って 0<r1+r2<40<r_1+r_2<4 より −6<a<0-6<a<0、また r1r2>0r_1r_2>0 より b>0b>0。整数条件から a=−5,−4,−3,−2,−1a=-5,-4,-3,-2,-1 のいずれか、b≧1b\ge1。二根が相異なるため判別式が正であり、 Δ=(2a)2−4⋅3⋅2b=4(a2−6b)>0,すなわち 6b<a2.\Delta=(2a)^2-4\cdot3\cdot2b=4(a^2-6b)>0, \quad\text{すなわち }6b<a^2. さらに 2>r22>r_2 なので q(2)=3(2−r1)(2−r2)>0q(2)=3(2-r_1)(2-r_2)>0。従って 12+4a+2b>0,b>−6−2a.12+4a+2b>0,\qquad b>-6-2a. これらを整数 a,ba,b について調べると、a=−1,−2a=-1,-2 では 6b<a26b<a^2 を満たす正整数bがなく、a=−4a=-4 では b>2b>2 と 6b<166b<16 が両立せず、a=−5a=-5 では b>4b>4 と 6b<256b<25 が両立しない。a=−3a=-3 では b>0b>0、6b<96b<9 より b=1b=1 のみ。

実際 (a,b)=(−3,1)(a,b)=(-3,1) のとき f′(x)=3x2−6x+2=0であるための必要十分条件はx=1±33,\displaystyle f'(x)=3x^2-6x+2=0\quad\text{であるための必要十分条件は}\quad x=1\pm\frac{\sqrt3}{3}, で、二根はいずれも 0<x<20<x<2 の範囲内にあり、導関数の符号は +,−,++,-,+ と変わる。よって極大値・極小値をともにもつ条件を満たし、求める組は (a,b)=(−3,1)(a,b)=(-3,1) である。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 極大・極小
  • 二次方程式の判別式
  • 解と係数の関係

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