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東邦大学/2018年度/一般

東邦大学 2018年 数学 第7問解答・解説

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1問題

東邦大学2018年度第7問

右図のように、yy 軸上の正の部分に中心をもつ半径1の円が放物線 y=x2y = x^2 に異なる2点で接している。

右向きのx軸と上向きのy軸、原点Oがあり、Oを頂点とする上に開いた放物線と、y軸上に中心をもつ円が左右2点で接している。両接点を結ぶ円の下側の弧と放物線の間に斜線が引かれている。

このとき、円の中心の yy 座標は アイ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}} である。また、2つの接点を結ぶ弧と放物線とで囲まれた部分(右図の斜線部分)を yy 軸のまわりに1回転してできる立体の体積は ウエオπ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エオ}}}\pi である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接点での接線条件から円の中心を定め、水平断面を円盤・円環に分けた定積分で回転体の体積を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 円の中心の y座標=54,V=796π,(\displaystyle =\frac54,\quad V=\frac7{96}\pi,\quad(ア,イ,ウ,エオ)=(5,4,7,96))=(5,4,7,96)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

円の中心を (0,k)(0,k)、接点の一方を (t,t2)(t,t^2) とする。円の半径は1なので t2+(t2−k)2=1.t^2+(t^2-k)^2=1. 円の方程式 x2+(y−k)2=1x^2+(y-k)^2=1 を微分すると、接点で円の接線の傾きは −t/(t2−k)-t/(t^2-k) である。一方、放物線 y=x2y=x^2 の接線の傾きは 2t2t である。2つの異なる接点の一方は t≠0t\ne0 だから、接線の傾きを等しくして 2t=−tt2−k,t2−k=−12.\displaystyle 2t=-\frac{t}{t^2-k},\qquad t^2-k=-\frac12. これを円の式に代入すると t2+1/4=1t^2+1/4=1 より t2=3/4t^2=3/4、したがって k=5/4k=5/4 である。接点は x=±3/2x=\pm\sqrt3/2、y=3/4y=3/4 となる。円の下側の弧は y=5/4−1−x2y=5/4-\sqrt{1-x^2} である。 領域を高さ yy で水平に切る。放物線の上側では x2≦yx^2\le y なので、外側の半径は y\sqrt y である。0≦y≦1/40\le y\le1/4 では円の下側の弧がこの範囲をさらに狭めず、回転断面は半径 y\sqrt y の円盤となる。1/4≦y≦3/41/4\le y\le3/4 では円の内側を除くため、内側の半径は円の式から 1−(5/4−y)2\sqrt{1-(5/4-y)^2} となり、回転断面は円環となる。よって V=π∫01/4y dy+π∫1/43/4[y−{1−(54−y)2}]dy.\displaystyle V=\pi\int_0^{1/4}y\,dy+\pi\int_{1/4}^{3/4}\left[y-\left\{1-\left(\frac54-y\right)^2\right\}\right]dy. 第2積分の被積分関数は y−1+(5/4−y)2=(y−3/4)2y-1+(5/4-y)^2=(y-3/4)^2 だから、 V=π(132+∫1/43/4(y−34)2dy)=π(132+124)=796π.\displaystyle V=\pi\left(\frac1{32}+\int_{1/4}^{3/4}\left(y-\frac34\right)^2dy\right) =\pi\left(\frac1{32}+\frac1{24}\right)=\frac7{96}\pi. したがって円の中心の yy 座標は 5/45/4、回転体の体積は 7π/967\pi/96 である。

この問題で使う考え方

  • 定積分による体積
  • 不定積分・定積分の性質

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