本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

東邦大学/2018年度/一般

東邦大学 2018年 数学 第10問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

東邦大学2018年度第10問

3つの鋭角 α,β,γ\alpha, \beta, \gamma について、tan⁡α\tan\alpha、tan⁡β\tan\beta、tan⁡γ\tan\gamma がそれぞれ1桁の自然数であり、tan⁡α>tan⁡β>tan⁡γ\tan\alpha > \tan\beta > \tan\gamma を満たす場合を考える。(tan⁡α,tan⁡β,tan⁡γ)=(5,4,3)(\tan\alpha,\tan\beta,\tan\gamma) = (5,4,3) のとき、tan⁡(α+β+γ)=チツテト\displaystyle \tan(\alpha + \beta + \gamma) = \frac{\text{チツ}}{\text{テト}} である。また、tan⁡(α+β+γ)=1\tan(\alpha + \beta + \gamma) = 1 となるのは、(tan⁡α,tan⁡β,tan⁡γ)=(ナ,ニ,ヌ)(\tan\alpha,\tan\beta,\tan\gamma) = (\boxed{\text{ナ}},\boxed{\text{ニ}},\boxed{\text{ヌ}}) のときである。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

正接の加法定理を用いて与えられた値を計算し、tanの値が1となる条件を整数の因数分解で調べる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • tan⁡(α+β+γ)=2423\displaystyle \tan(\alpha+\beta+\gamma)=\frac{24}{23}\quadwhen (tan⁡α,tan⁡β,tan⁡γ)=(5,4,3);tan⁡(α+β+γ)=1  ⟺  (tan⁡α,tan⁡β,tan⁡γ)=(8,5,2)(\tan\alpha,\tan\beta,\tan\gamma)=(5,4,3);\quad\tan(\alpha+\beta+\gamma)=1\iff(\tan\alpha,\tan\beta,\tan\gamma)=(8,5,2)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

a=tan⁡αa=\tan\alpha、b=tan⁡βb=\tan\beta、c=tan⁡γc=\tan\gamma とおく。加法定理から tan⁡(α+β+γ)=a+b+c−abc1−ab−bc−ca\displaystyle \tan(\alpha+\beta+\gamma)=\frac{a+b+c-abc}{1-ab-bc-ca} である(分母が0なら正接は定義されない)。(a,b,c)=(5,4,3)(a,b,c)=(5,4,3) のとき tan⁡(α+β+γ)=5+4+3−5⋅4⋅31−5⋅4−4⋅3−3⋅5=−48−46=2423.\displaystyle \tan(\alpha+\beta+\gamma)=\frac{5+4+3-5\cdot4\cdot3}{1-5\cdot4-4\cdot3-3\cdot5}=\frac{-48}{-46}=\frac{24}{23}. 次に 1≦c<b<a≦91\le c<b<a\le9 とする。正接が1となる条件は分母が0でないもとで分子と分母が等しいことであり、整理すると abc−ab−bc−ca=a+b+c−1,abc-ab-bc-ca=a+b+c-1, すなわち (a−1)(b−1)(c−1)=2(a+b+c−1).(a-1)(b-1)(c-1)=2(a+b+c-1). c=1c=1 では左辺が0、右辺は正なので不可能である。c≧4c\ge4 なら c≦7c\le7、a≧c+2a\ge c+2、b≧c+1b\ge c+1 であるから (a−1)(b−1)(c−1)≧(c+1)c(c−1)≧60,(a-1)(b-1)(c-1)\ge(c+1)c(c-1)\ge60, 一方 a≦9,b≦8,c≦7a\le9,b\le8,c\le7 より 2(a+b+c−1)≦462(a+b+c-1)\le46 となり矛盾する。したがって c=2c=2 または c=3c=3。 c=2c=2 のとき条件は (a−3)(b−3)=10(a-3)(b-3)=10 となる。a>b>2a>b>2 より正の整数因数の順序と a≦9a\le9 を考えると、可能なのは (a−3,b−3)=(5,2)(a-3,b-3)=(5,2)、すなわち (a,b,c)=(8,5,2)(a,b,c)=(8,5,2) だけである。 c=3c=3 のときは (a−2)(b−2)=5(a-2)(b-2)=5。a>b>3a>b>3 に合う正の整数因数の組は存在しない(5の因数は1と5で、b−2>1b-2>1 が必要)。候補 (a,b,c)=(8,5,2)(a,b,c)=(8,5,2) を代入すると、分子は 8+5+2−8⋅5⋅2=−658+5+2-8\cdot5\cdot2=-65、分母は 1−8⋅5−5⋅2−2⋅8=−65≠01-8\cdot5-5\cdot2-2\cdot8=-65\ne0 である。したがって、この候補では正接が実際に定義され、値は1となる。よって求める組は (8,5,2)(8,5,2) のみである。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の加法定理

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。