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自治医科大学/2018年度/前期

自治医科大学 2018年 数学 第6問解答・解説

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1問題

自治医科大学2018年度第6問

sin⁡3θ−sin⁡θ=cos⁡3θ+cos⁡θ  (0≦θ≦2π)\sin 3\theta-\sin\theta=\cos 3\theta+\cos\theta\; (0\leq\theta\leq2\pi) を満たす θ\theta の総和を aa とする。2aπ\displaystyle \frac{2a}{\pi} の値を求めよ。

選択肢(記号と値):ア 0,カ 1,サ 2,タ 3,ナ 4,ハ 5,マ 6,ヤ 7,ラ 8,ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

三角関数の加法定理で積に因数分解し、指定区間内の解を列挙して総和を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 2aπ=8(\displaystyle \frac{2a}{\pi}=8\quad(ラ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

加法定理から sin⁡3θ−sin⁡θ=2cos⁡2θsin⁡θ,cos⁡3θ+cos⁡θ=2cos⁡2θcos⁡θ.\sin3\theta-\sin\theta=2\cos2\theta\sin\theta, \qquad \cos3\theta+\cos\theta=2\cos2\theta\cos\theta. したがって与式は 2cos⁡2θ(sin⁡θ−cos⁡θ)=02\cos2\theta(\sin\theta-\cos\theta)=0 と同値である。

よって cos⁡2θ=0\cos2\theta=0 または sin⁡θ=cos⁡θ\sin\theta=\cos\theta。後者なら cos⁡2θ=cos⁡2θ−sin⁡2θ=0\cos2\theta=\cos^2\theta-\sin^2\theta=0 となるため、解全体は cos⁡2θ=0\cos2\theta=0 の解である。範囲 0≦θ≦2π0\leq\theta\leq2\pi では θ=π4,3π4,5π4,7π4.\displaystyle \theta=\frac\pi4,\quad\frac{3\pi}4,\quad\frac{5\pi}4,\quad\frac{7\pi}4. その総和は a=(1+3+5+7)π4=4π.\displaystyle a=\frac{(1+3+5+7)\pi}{4}=4\pi. したがって 2aπ=8\displaystyle \frac{2a}{\pi}=8 (共通選択肢はラ)。

検算:この4解はいずれも cos⁡2θ=0\cos2\theta=0 を満たすので、因数分解した左辺は0となる。第2因子 sin⁡θ−cos⁡θ=0\sin\theta-\cos\theta=0 の解も上記4解に含まれるため、重複計数はない。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の加法定理
  • 二倍角の公式
  • 一般角と弧度法

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