本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

自治医科大学/2018年度/前期

自治医科大学 2018年 数学 第10問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

自治医科大学2018年度第10問

方程式 x3+x2−x+a=0x^{3}+x^{2}-x+a=0(aa は実数)が虚数解 cos⁡θ+isin⁡θ\cos\theta+i\sin\theta(i2=−1i^{2}=-1,0<θ<π2\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2})をもつとき,aa の値を求めよ。

選択肢(記号と値):ア 0,カ 1,サ 2,タ 3,ナ 4,ハ 5,マ 6,ヤ 7,ラ 8,ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

複素共役な根と実根を置き、三次方程式の解と係数の関係から cosθ と定数項を決める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=2(a=2\quad(サ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

z=cos⁡θ+isin⁡θz=\cos\theta+i\sin\theta が方程式の非実根である。係数が実数なので z‾\overline z も根であり、3つ目の根を実数 rr とする。c=cos⁡θc=\cos\theta とおくと z+z‾=2c,zz‾=cos⁡2θ+sin⁡2θ=1.z+\overline z=2c,\qquad z\overline z=\cos^2\theta+\sin^2\theta=1. 解と係数の関係から、根の和と2つずつの積の和について 2c+r=−1,1+2cr=−1.2c+r=-1,\qquad 1+2cr=-1. したがって r=−1−2cr=-1-2c かつ cr=−1cr=-1 であり、 c(−1−2c)=−1すなわち(2c−1)(c+1)=0.c(-1-2c)=-1 \quad\text{すなわち}\quad (2c-1)(c+1)=0. 0<θ<π2\displaystyle 0<\theta<\frac\pi2 より 0<c<10<c<1 なので c=12\displaystyle c=\frac12、したがって r=−2r=-2。

根の積は −a-a だから zz‾r=1⋅(−2)=−a,z\overline z r=1\cdot(-2)=-a, よって a=2a=2(共通選択肢はサ)。

検算:a=2a=2 のとき x3+x2−x+2=(x+2)(x2−x+1).x^3+x^2-x+2=(x+2)(x^2-x+1). 二次式の根は 1±3i2\displaystyle \frac{1\pm\sqrt3 i}{2} であり、1+3i2=cos⁡π3+isin⁡π3\displaystyle \frac{1+\sqrt3 i}{2}=\cos\frac\pi3+i\sin\frac\pi3 は指定された範囲の虚数解である。

この問題で使う考え方

  • 三角比と相互関係
  • 複素数の四則演算
  • 解と係数の関係

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。