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自治医科大学/2018年度/前期

自治医科大学 2018年 数学 第24問解答・解説

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1問題

自治医科大学2018年度第24問

曲線 C:y=x3−2x2+xC:y=x^{3}-2x^{2}+x(xx は実数)について考える。曲線 CC 上を動く点を P(a,b)P(a,b)(a,ba,b は実数,0<a<10<a<1)とする。原点 OO と PP を結ぶ線分と曲線 CC とで囲まれる部分の面積を SS,線分 OPOP の長さを LL としたとき,lim⁡a→0482SL3\displaystyle \lim\limits _{a\to0}\frac{48\sqrt{2}S}{L^{3}} の値を求めよ。

選択肢(記号と値):ア 0,カ 1,サ 2,タ 3,ナ 4,ハ 5,マ 6,ヤ 7,ラ 8,ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

曲線と原点を結ぶ弦の間の面積を定積分で求め、線分長を用いて極限を評価する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 8(8\quad(選択肢は ラ)\mathrm{ラ})

4解答

解答を見る途中式つきの解答

曲線上の点 P(a,b)P(a,b) について b=a3−2a2+a=a(1−a)2.b=a^3-2a^2+a=a(1-a)^2. a>0a>0 なので、線分 OPOP の直線の式は y=bax=(1−a)2x\displaystyle y=\frac ba x=(1-a)^2x である。0≦x≦a<10\le x\le a<1 では x(1−x)2−bax=x((1−x)2−(1−a)2)=x(a−x)(2−a−x)≧0,\displaystyle x(1-x)^2-\frac ba x =x\bigl((1-x)^2-(1-a)^2\bigr) =x(a-x)(2-a-x)\ge0, したがって曲線は線分より上にあり、 S=∫0a{x3−2x2+x−(1−a)2x} dx=a33−a44=a3(4−3a)12.\displaystyle \begin{aligned} S &=\int_0^a\left\{x^3-2x^2+x-(1-a)^2x\right\}\,dx\\ &=\frac{a^3}{3}-\frac{a^4}{4} =\frac{a^3(4-3a)}{12}. \end{aligned} また、線分 OPOP の長さは L=a2+b2=a1+(1−a)4L=\sqrt{a^2+b^2} =a\sqrt{1+(1-a)^4} である。よって 482 SL3=42(4−3a){1+(1−a)4}3/2.\displaystyle \frac{48\sqrt2\,S}{L^3} =\frac{4\sqrt2(4-3a)}{\{1+(1-a)^4\}^{3/2}}. ここで a→0+a\to0^+ とすると lim⁡a→0+482 SL3=16223/2=8.\displaystyle \lim\limits _{a\to0^+}\frac{48\sqrt2\,S}{L^3} =\frac{16\sqrt2}{2^{3/2}} =8. したがって答えは 8\boxed{8}、共通選択肢では ラ\boxed{\text{ラ}} である。

この問題で使う考え方

  • 定積分
  • 定積分による面積
  • 関数の極限

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