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東邦大学/2018年度/一般

東邦大学 2018年 数学 第2問解答・解説

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1問題

東邦大学2018年度第2問

a,ba, b をそれぞれ実数とする。4次方程式 x4+ax3+10x2−12x+b=0x^4 + ax^3 + 10x^2 - 12x + b = 0 は2重解 x=2x = 2 をもち、他の2つの解は虚数である。このとき、a=カキa = \boxed{\text{カキ}} であり、2つの虚数解は ク±ケ iコ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ク}} \pm \sqrt{\boxed{\text{ケ}}}\,i}{\boxed{\text{コ}}} である。ただし、ii は虚数単位である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

重解条件から(x−2)2(x-2)^2で因数分解し、係数比較で残りの二次式を求めて解の公式を用いる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=−5,x=1±7 i2,(\displaystyle a=-5,\quad x=\frac{1\pm\sqrt{7}\,i}{2},\quad (カキ,ク,ケ,コ)=(−5,1,7,2))=(-5,1,7,2)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

x=2x=2 が2重解なので、左辺は (x−2)2(x-2)^2 を因数にもつ。残りは実係数の2次式であり、最高次の係数は1だから、ある実数 p,qp,q を用いて x4+ax3+10x2−12x+b=(x−2)2(x2+px+q)x^4+ax^3+10x^2-12x+b=(x-2)^2(x^2+px+q) とおける。右辺を展開すると (x2−4x+4)(x2+px+q)=x4+(p−4)x3+(q−4p+4)x2+(4p−4q)x+4q.(x^2-4x+4)(x^2+px+q)=x^4+(p-4)x^3+(q-4p+4)x^2+(4p-4q)x+4q. x2x^2 の係数と xx の係数を比べて q−4p+4=10,4p−4q=−12.q-4p+4=10,\qquad 4p-4q=-12. 第2式から q=p+3q=p+3 である。これを第1式に代入すると p+3−4p+4=10p+3-4p+4=10 より p=−1p=-1、したがって q=2q=2 となる。よって a=p−4=−5a=p-4=-5(また b=4q=8b=4q=8)で、残りの2次式は x2−x+2x^2-x+2 である。 その判別式は (−1)2−4⋅1⋅2=−7<0(-1)^2-4\cdot1\cdot2=-7<0 だから、2つの解は実数でなく、解の公式から x=1±−72=1±7 i2.\displaystyle x=\frac{1\pm\sqrt{-7}}{2}=\frac{1\pm\sqrt{7}\,i}{2}. さらに x=2x=2 を x2−x+2x^2-x+2 に代入した値は 44 で0ではないため、もとの方程式で x=2x=2 の重複度はちょうど2である。展開し直すと x4−5x3+10x2−12x+8x^4-5x^3+10x^2-12x+8 となり、係数も一致する。したがって、カキ=-5、ク=1、ケ=7、コ=2。

この問題で使う考え方

  • 高次方程式
  • 二次方程式の判別式
  • 複素数の四則演算

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