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東邦大学/2012年度/一般

東邦大学 2012年 数学 第12問解答・解説

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1問題

東邦大学2012年度第12問

0≦t≦20\le t\le\sqrt{2} を定義域とする tt の関数 ∫03/2∣t−2−43x∣ dx\displaystyle \int_{0}^{3/2}\left|t-\sqrt{2-\frac{4}{3}x}\right|\,dx の最小値は ハヒ+フ\boxed{\text{ハヒ}}+\sqrt{\boxed{\text{フ}}} である.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

絶対値の切替点を用いて目的関数をtの多項式に変換し、因数分解で全定義域における最小値を証明する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • min⁡0≦t≦2∫03/2∣t−2−43x∣dx=2−1=−1+2,tmin⁡=1.\displaystyle \min\limits _{0\le t\le\sqrt2}\int_0^{3/2}\left|t-\sqrt{2-\frac43x}\right|dx=\sqrt2-1=-1+\sqrt2,\qquad t_{\min}=1.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

0≦t≦20\le t\le\sqrt2 で f(x)=2−43x\displaystyle f(x)=\sqrt{2-\frac43x} は 2\sqrt2 から 00 まで減少する。f(x)=tf(x)=t となる境界は c=34(2−t2),0≦c≦32.\displaystyle c=\frac34(2-t^2),\qquad 0\le c\le\frac32. したがって絶対値を外して積分を分けると g(t)=∫0c(f(x)−t) dx+∫c3/2(t−f(x)) dx.\displaystyle g(t)=\int_0^c(f(x)-t)\,dx+\int_c^{3/2}(t-f(x))\,dx. 置換 u=2−43x\displaystyle u=2-\frac43x により ∫0cf(x) dx=34∫t22u du=2−t32,∫c3/2f(x) dx=34∫0t2u du=t32\displaystyle \int_0^c f(x)\,dx=\frac34\int_{t^2}^{2}\sqrt u\,du=\sqrt2-\frac{t^3}{2},\qquad \int_c^{3/2} f(x)\,dx=\frac34\int_0^{t^2}\sqrt u\,du=\frac{t^3}{2} (t≧0t\ge0 を用いた)。ゆえに g(t)=2−t3+t(32−2c)=2+12t3−32t.\displaystyle g(t)=\sqrt2-t^3+t\left(\frac32-2c\right) =\sqrt2+\frac12t^3-\frac32t. t=1t=1 との差を因数分解すると g(t)−g(1)=12(t3−3t+2)=12(t−1)2(t+2)≧0,\displaystyle g(t)-g(1)=\frac12(t^3-3t+2)=\frac12(t-1)^2(t+2)\ge0, 等号は t=1t=1 のときに限る。従って最小値は g(1)=2−1=−1+2.g(1)=\sqrt2-1=-1+\sqrt2.

この問題で使う考え方

  • 置換積分法
  • 不定積分・定積分の性質
  • 三次の乗法・因数分解公式
  • 等式・不等式の証明

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