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東邦大学/2015年度/一般

東邦大学 2015年 数学 第15問解答・解説

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1問題

東邦大学2015年度第15問

kk を実数とする。xx の3次方程式 x(x2−4k+4)+k(k−2)2=0x(x^{2}-4k+4)+k(k-2)^{2}=0 の解がすべて実数であるような kk の値の範囲は タチ≦k≦ツ\displaystyle \frac{\boxed{\text{タ}}}{\boxed{\text{チ}}}\leq k\leq\boxed{\text{ツ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 範囲
    43≦k≦4\displaystyle \frac43\le k\le4
  • マーク欄 タ
    4
  • マーク欄 チ
    3
  • マーク欄 ツ
    4

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=x3−4(k−1)x+k(k−2)2f(x)=x^3-4(k-1)x+k(k-2)^2 とおく。まず k≦1k\le1 なら f′(x)=3x2+4(1−k)≧0f'(x)=3x^2+4(1-k)\ge0 であり、ff は単調増加して実数解は1個なので、全ての解が実数となることはない。

k>1k>1 とし、α=2k−13>0\displaystyle \alpha=2\sqrt{\frac{k-1}{3}}>0 とおくと、極大点は −α-\alpha、極小点は α\alpha。k(k−2)2≧0k(k-2)^2\ge0 なので f(−α)=2α3+k(k−2)2>0.f(-\alpha)=2\alpha^3+k(k-2)^2>0. 従って、全ての解が実数となる条件は極小値 f(α)≦0f(\alpha)\le0、すなわち k(k−2)2≦2α3.k(k-2)^2\le2\alpha^3. 両辺は非負だから二乗して整理すると 27k2(k−2)4≦256(k−1)3,27k^2(k-2)^4\le256(k-1)^3, 256(k−1)3−27k2(k−2)4=(4−k)(3k−4)(3k2−4k+4)2≧0.256(k-1)^3-27k^2(k-2)^4=(4-k)(3k-4)(3k^2-4k+4)^2\ge0.

3k2−4k+4=3(k−23)2+83>0\displaystyle 3k^2-4k+4=3\left(k-\frac23\right)^2+\frac83>0 より、条件は 43≦k≦4.\displaystyle \frac43\le k\le4. 端点では重解を含むが、根は全て実数である。

原本の一つの大問に対し、これが回答値の範囲となる。

k≦1k\le1では三次関数は単調増加で実根が1つ。k>1k>1では極大点 −α-\alpha、極小点 α\alpha(α=2k−13\displaystyle \alpha=2\sqrt{\frac{k-1}{3}})があり、極大値は正。三実根(重解を含む)となる条件は極小値が0以下。これを二乗して因数分解すると (4−k)(3k−4)(3k2−4k+4)2≧0(4-k)(3k-4)(3k^2-4k+4)^2\ge0 で、最後の平方因子は常に正。よって 43≦k≦4\displaystyle \frac43\le k\le4。

この問題で使う考え方

  • 増減と極値
  • 極小値の符号条件
  • 因数分解

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