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東邦大学/2015年度/一般

東邦大学 2015年 数学 第6問解答・解説

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1問題

東邦大学2015年度第6問

ある病気にかかっているかどうかを判定するための簡易検査法がある。この検査法は,

・ 病気にかかっているのに,病気にかかっていないと誤って判定してしまう確率が 14\displaystyle \frac{1}{4}

・ 病気にかかっていないのに,病気にかかっていると誤って判定してしまう確率が 113\displaystyle \frac{1}{13} と言われている。

全体の 114\displaystyle \frac{1}{14} が病気にかかっているとされる集団の中から1人を選んで検査する。このとき,病気にかかっていると判定される確率は アイ\boxed{\text{アイ}} である。また,病気にかかっていると判定されたときに,実際には病気にかかっていない確率は ウエ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

原文ラベル6(小問ラベルなし) 原文には小問番号がなく、大問「6」の一つの解答単位に二つの確率を答える形式である。DD を罹患、HH を非罹患、++ を陽性判定とする。有病率より P(D)=114,P(H)=1314.\displaystyle P(D)=\frac1{14},\qquad P(H)=\frac{13}{14}. 偽陰性率が 1/41/4 なので P(+∣D)=1−14=34,\displaystyle P(+\mid D)=1-\frac14=\frac34, また偽陽性率より P(+∣H)=1/13P(+\mid H)=1/13。

陽性判定される確率 全確率の法則により P(+)=P(+∣D)P(D)+P(+∣H)P(H)=34⋅114+113⋅1314=356+456=18.\displaystyle \begin{aligned} P(+) &=P(+\mid D)P(D)+P(+\mid H)P(H)\\ &=\frac34\cdot\frac1{14}+\frac1{13}\cdot\frac{13}{14}\\ &=\frac3{56}+\frac4{56} =\boxed{\frac18}. \end{aligned} したがって解答欄は ア=1, イ=8\text{ア}=1,\ \text{イ}=8。

陽性判定時に非罹患である確率 ベイズの公式から P(H∣+)=P(+∣H)P(H)P(+)=113⋅131418=47.\displaystyle \begin{aligned} P(H\mid +) &=\frac{P(+\mid H)P(H)}{P(+)}\\ &=\frac{\frac1{13}\cdot\frac{13}{14}}{\frac18} =\boxed{\frac47}. \end{aligned} したがって解答欄は ウ=4, エ=7\text{ウ}=4,\ \text{エ}=7。両方とも既約分数である。

単元・方法・定理 単元:高校数学A「場合の数と確率」。 方法:事象を定め、全確率の法則で陽性確率を求め、ベイズの公式で事後確率を計算する。 定理・性質:全確率の法則、条件付き確率の定義、ベイズの公式。 テーマ:検査の陽性確率、有病率、偽陽性・偽陰性、条件付き確率。

この問題で使う考え方

  • 条件付き確率
  • 全確率の法則
  • ベイズの公式

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