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自治医科大学/2020年度/前期

自治医科大学 2020年 数学 第15問解答・解説

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1問題

自治医科大学2020年度第15問

各設問について,与えられた選択肢の中から最も適当なものを一つ選べ。

15. I=∫02πe3xsin⁡(kx) dx\displaystyle I=\int_{0}^{2\pi}e^{3x}\sin(kx)\,dx (kk は自然数)について考える。 S=e6π+lim⁡k→∞kI\displaystyle S=e^{6\pi}+\lim\limits _{k\to\infty}kI とするとき,SS の値を求めよ。

選択肢: ア0カ1サ2タ3ナ4ハ5マ6ヤ7ラ8ワ9\begin{array}{lllll} ア 0 & カ 1 & サ 2 & タ 3 & ナ 4 \\ ハ 5 & マ 6 & ヤ 7 & ラ 8 & ワ 9 \end{array}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

部分積分を2回使って振動積分を含む一次方程式を作り、kIkI の極限を計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1\boxed{1}\quad (選択肢カ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

J=∫02πe3xcos⁡(kx) dx\displaystyle J=\int_{0}^{2\pi}e^{3x}\cos(kx)\,dx とおく。部分積分を行うと、sin⁡(2πk)=sin⁡0=0\sin(2\pi k)=\sin 0=0、cos⁡(2πk)=cos⁡0=1\cos(2\pi k)=\cos0=1 より I=−k3J,J=e6π−13+k3I\displaystyle I=-\frac{k}{3}J,\qquad J=\frac{e^{6\pi}-1}{3}+\frac{k}{3}I を得る。これらから (k2+9)I=k(1−e6π),kI=k2k2+9(1−e6π).\displaystyle (k^{2}+9)I=k(1-e^{6\pi}),\qquad kI=\frac{k^{2}}{k^{2}+9}(1-e^{6\pi}). したがって k→∞k\to\infty のとき kI→1−e6πkI\to 1-e^{6\pi} であり、 S=e6π+(1−e6π)=1.S=e^{6\pi}+(1-e^{6\pi})=1.

この問題で使う考え方

  • 部分積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 数列の極限

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