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自治医科大学/2020年度/前期

自治医科大学 2020年 数学 第4問解答・解説

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1問題

自治医科大学2020年度第4問

各設問について,与えられた選択肢の中から最も適当なものを一つ選べ。

4. 関数 f(x)=acos⁡2x+(a−b)sin⁡xcos⁡x+bsin⁡2xf(x)=a\cos^{2}x+(a-b)\sin x\cos x+b\sin^{2}x の最大値が 3+73+\sqrt{7},最小値が 3−73-\sqrt{7} となるとき,a+ba+b の値を求めよ。(a,b は実数, a≠b)(a,b\text{ は実数},\ a\neq b)

選択肢: ア0カ1サ2タ3ナ4ハ5マ6ヤ7ラ8ワ9\begin{array}{lllll} ア 0 & カ 1 & サ 2 & タ 3 & ナ 4 \\ ハ 5 & マ 6 & ヤ 7 & ラ 8 & ワ 9 \end{array}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

倍角の公式で関数を定数項と正弦・余弦の合成に分け、最大値と最小値の和から定数項を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 6\boxed{6}\quad (選択肢マ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

倍角の公式を用いて式を変形すると、 f(x)=a+b2+a−b2(cos⁡2x+sin⁡2x)\displaystyle f(x)=\frac{a+b}{2}+\frac{a-b}{2}\bigl(\cos 2x+\sin 2x\bigr) となる。三角関数の相互関係から、 (cos⁡2x+sin⁡2x)2=1+2sin⁡2xcos⁡2x≦2\bigl(\cos 2x+\sin 2x\bigr)^2 =1+2\sin 2x\cos 2x\leq 2 である。また、x=π8\displaystyle x=\frac{\pi}{8} のとき cos⁡2x+sin⁡2x=2\cos 2x+\sin 2x=\sqrt{2}、x=5π8\displaystyle x=\frac{5\pi}{8} のとき cos⁡2x+sin⁡2x=−2\cos 2x+\sin 2x=-\sqrt{2} となる。したがって、この和の最大値・最小値はそれぞれ 2,−2\sqrt{2},-\sqrt{2} であり、 max⁡f(x)=a+b2+∣a−b∣2,min⁡f(x)=a+b2−∣a−b∣2\displaystyle \max f(x)=\frac{a+b}{2}+\frac{|a-b|}{\sqrt{2}},\qquad \min f(x)=\frac{a+b}{2}-\frac{|a-b|}{\sqrt{2}} である。よって最大値と最小値の和は a+ba+b に等しいから、 a+b=(3+7)+(3−7)=6a+b=(3+\sqrt{7})+(3-\sqrt{7})=6 を得る。a≠ba\neq b の条件のもとで上の最大値・最小値の差も正であり、与えられた二つの値と整合する。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の相互関係
  • 三角関数の合成

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