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自治医科大学/2020年度/前期

自治医科大学 2020年 数学 第3問解答・解説

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1問題

自治医科大学2020年度第3問

各設問について,与えられた選択肢の中から最も適当なものを一つ選べ。

3. x,yx,y は自然数とする (x≧5, y≧3)(x\geq 5,\ y\geq 3)。 1+log⁡x(y−2)=4log⁡x22+3log⁡x3(y+6)1+\log_{x}(y-2) =4\log_{x^{2}}2+3\log_{x^{3}}(y+6) が成立するとき,∣x−y∣|x-y| の最小値を求めよ。

選択肢: ア0カ1サ2タ3ナ4ハ5マ6ヤ7ラ8ワ9\begin{array}{lllll} ア 0 & カ 1 & サ 2 & タ 3 & ナ 4 \\ ハ 5 & マ 6 & ヤ 7 & ラ 8 & ワ 9 \end{array}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

対数の底変換と単調性で方程式を整数の約数条件に直し、可能な組を全て調べる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 2\boxed{2}\quad (選択肢サ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

x≧5x\ge5 なので、底 x,x2,x3x,x^{2},x^{3} はすべて1より大きい。また y≧3y\ge3 より対数の真数は正である。底の変換を用いると 4log⁡x22=2log⁡x2,3log⁡x3(y+6)=log⁡x(y+6).4\log_{x^{2}}2=2\log_x2,\qquad 3\log_{x^{3}}(y+6)=\log_x(y+6). さらに 1=log⁡xx1=\log_x x であるから、もとの式は log⁡x(x(y−2))=log⁡x(4(y+6))\log_x\bigl(x(y-2)\bigr)=\log_x\bigl(4(y+6)\bigr) と同値である。底 x>1x>1 の対数関数は1対1なので、 x(y−2)=4(y+6),y=2+32x−4.\displaystyle x(y-2)=4(y+6),\qquad y=2+\frac{32}{x-4}. x≧5x\ge5 は整数だから n=x−4n=x-4 は正の整数であり、yy が整数となるには nn が32の正の約数でなければならない。候補 n=1,2,4,8,16,32n=1,2,4,8,16,32 に対し、(x,y)(x,y) と ∣x−y∣|x-y| は順に (5,34):29, (6,18):12, (8,10):2, (12,6):6, (20,4):16, (36,3):33.(5,34):29,\ (6,18):12,\ (8,10):2,\ (12,6):6,\ (20,4):16,\ (36,3):33. いずれも y≧3y\ge3 を満たし、最小値は 22 である。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 約数・倍数

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