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自治医科大学/2019年度/前期

自治医科大学 2019年 数学 第18問解答・解説

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1問題

自治医科大学2019年度第18問

曲線 C: y=x3−6x2C:\ y=x^{3}-6x^{2} について考える。点 A(4,k)A(4,k)(kk は整数)から曲線 CC に異なる3本の接線が引けるとき,kk のとりうる値の個数を求めよ。選択肢:ア 00,カ 11,サ 22,タ 33,ナ 44,ハ 55,マ 66,ヤ 77,ラ 88,ワ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接点のx座標tを媒介変数とし、接線の通過条件を三次関数g(t)=kに直す。gの増減と極値で3接点となるkの範囲を決め、整数を数える。さらに二つの接点で同じ接線が重複して数えられないことを傾きと切片で確認する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ヤ(7)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

接点の xx 座標を tt とする。f(x)=x3−6x2f(x)=x^3-6x^2 とおけば、接点における接線は y=f′(t)(x−t)+f(t),f′(t)=3t2−12ty=f'(t)(x-t)+f(t),\qquad f'(t)=3t^2-12t である。この接線が A(4,k)A(4,k) を通る条件は k=f(t)+(4−t)f′(t)=t3−6t2+(4−t)(3t2−12t)=−2t3+18t2−48t=:g(t)k=f(t)+(4-t)f'(t) =t^3-6t^2+(4-t)(3t^2-12t) =-2t^3+18t^2-48t=:g(t) となることである。 g′(t)=−6(t−2)(t−4)g'(t)=-6(t-2)(t-4) より、gg は t<2t<2 で減少、2<t<42<t<4 で増加、t>4t>4 で減少する。また g(2)=−40,g(4)=−32,g(2)=-40,\qquad g(4)=-32, かつ t→−∞t\to-\infty で g(t)→+∞g(t)\to+\infty、t→+∞t\to+\infty で g(t)→−∞g(t)\to-\infty である。したがって g(t)=kg(t)=k が異なる3実根をもつのは −40<k<−32-40<k<-32 のときに限る。端点では極値の点で重なるため接点は2つとなり、端点の外では接点は1つである。

異なる接点が同じ接線を与えないことも確かめる。接点 tt における接線の傾きと yy 切片はそれぞれ M(t)=3t2−12t,B(t)=f(t)−tf′(t)=−2t3+6t2M(t)=3t^2-12t,\qquad B(t)=f(t)-tf'(t)=-2t^3+6t^2 である。もし t≠ut\ne u で傾きが等しければ t+u=4t+u=4 となる。t=2+s, u=2−st=2+s,\ u=2-s(s≠0s\ne0)とおくと B(t)=8−6s2−2s3,B(u)=8−6s2+2s3B(t)=8-6s^2-2s^3,\qquad B(u)=8-6s^2+2s^3 であり、切片は異なる。よって接点の個数は接線の個数に一致する。

kk は整数なので、条件を満たす値は −39,−38,−37,−36,−35,−34,−33-39,-38,-37,-36,-35,-34,-33 の7個である。選択肢は **ヤ** である。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小
  • 接線の方程式

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