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自治医科大学/2017年度/前期

自治医科大学 2017年 数学 第12問解答・解説

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1問題

自治医科大学2017年度第12問

原点 O(0,0,0)O(0,0,0),点 A(−3,2,1)A(-3,2,1),点 B(2,−1,−1)B(2,-1,-1),点 C(1,1,0)C(1,1,0) によって作られる四面体 OABCOABC の体積を VV としたとき,9V9V の値を求めよ。

選択肢:㋐ 0,㋕ 1,㋚ 2,㋟ 3,㋤ 4,㋩ 5,㋮ 6,㋳ 7,㋶ 8,㋻ 9

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 9V=39V=3\quad(㋟)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

四面体 OABCOABC の底面を △OAB\triangle OAB とする。位置ベクトルの成分から ∣OA→∣2=14,∣OB→∣2=6,OA→⋅OB→=−9|\overrightarrow{OA}|^2=14,\quad |\overrightarrow{OB}|^2=6,\quad \overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB}=-9 である。なす角を θ\theta とすると、底面の平行四辺形の面積の2乗は ∣OA→∣2∣OB→∣2sin⁡2θ=∣OA→∣2∣OB→∣2−(OA→⋅OB→)2=14⋅6−(−9)2=3|\overrightarrow{OA}|^2|\overrightarrow{OB}|^2\sin^2\theta=|\overrightarrow{OA}|^2|\overrightarrow{OB}|^2-(\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB})^2=14\cdot6-(-9)^2=3 だから、△OAB\triangle OAB の面積は 32\displaystyle \dfrac{\sqrt3}{2} である。

n=(1,1,1)\boldsymbol{n}=(1,1,1) とおくと、n⋅OA→=n⋅OB→=0\boldsymbol{n}\cdot\overrightarrow{OA}=\boldsymbol{n}\cdot\overrightarrow{OB}=0 なので、n\boldsymbol{n} は平面 OABOAB の法線ベクトルであり、その平面の方程式は x+y+z=0x+y+z=0 である。したがって、点 C(1,1,0)C(1,1,0) から平面 OABOAB までの距離は ∣n⋅OC→∣∣n∣=23\displaystyle \dfrac{|\boldsymbol{n}\cdot\overrightarrow{OC}|}{|\boldsymbol{n}|}=\dfrac{2}{\sqrt3} となる。これを高さとして四面体の体積を求めると V=13⋅32⋅23=13\displaystyle V=\dfrac13\cdot\dfrac{\sqrt3}{2}\cdot\dfrac{2}{\sqrt3}=\dfrac13 ゆえに、9V=39V=3 である。

この問題で使う考え方

  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察

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