本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

自治医科大学/2017年度/前期

自治医科大学 2017年 数学 第8問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

自治医科大学2017年度第8問

2つの方程式 A:x3+ax2+bx+c=0A:x^{3}+ax^{2}+bx+c=0 と B:x2−bx+3=0B:x^{2}-bx+3=0 (a,b,ca,b,c は実数)について考える。方程式 AA は,1+i1+i を1つの解にもつとする。

方程式 AA と BB がただ1つの解を共有するとき,∣abc∣4\displaystyle \frac{|abc|}{4} の値を求めよ。

選択肢:㋐ 0,㋕ 1,㋚ 2,㋟ 3,㋤ 4,㋩ 5,㋮ 6,㋳ 7,㋶ 8,㋻ 9

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

実係数三次式の共役な解を用いて因数分解し、共有解がただ一つという条件から実数解rを二次方程式Bへ代入する。得られた二候補を元の条件で確認する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ∣abc∣4=6\displaystyle \dfrac{|abc|}{4}=6(選択肢 ㋮)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

方程式 AA は実係数であり,1+i1+i を解にもつので,その共役複素数 1−i1-i も解である。したがって,ある実数 rr を用いて A(x)=(x−(1+i))(x−(1−i))(x−r)=(x2−2x+2)(x−r)A(x)=(x-(1+i))(x-(1-i))(x-r)=(x^2-2x+2)(x-r) と書ける。展開して係数を比較すると,a=−(r+2),b=2r+2,c=−2r.a=-(r+2),\qquad b=2r+2,\qquad c=-2r.方程式 AA と BB がただ1つの解を共有する。もし共有する解が非実数なら,実係数である両方の方程式はその共役も解にもつため,少なくとも2つの解を共有することになり,条件に反する。よって共有解は実数であり,AA の実数解は rr だけなので,rr は BB の解でもある。b=2r+2b=2r+2 を r2−br+3=0r^2-br+3=0 に代入すると,r2−(2r+2)r+3=0すなわち(r+3)(r−1)=0.r^2-(2r+2)r+3=0\quad\text{すなわち}\quad (r+3)(r-1)=0.よって r=1r=1 または r=−3r=-3 である。r=1r=1 のとき (a,b,c)=(−3,4,−2)(a,b,c)=(-3,4,-2),また B(x)=x2−4x+3=(x−1)(x−3)B(x)=x^2-4x+3=(x-1)(x-3) だから,共有解は 11 だけである。r=−3r=-3 のとき (a,b,c)=(1,−4,6)(a,b,c)=(1,-4,6),また B(x)=x2+4x+3=(x+1)(x+3)B(x)=x^2+4x+3=(x+1)(x+3) だから,共有解は −3-3 だけである。どちらの場合も ∣abc∣4=244=6\displaystyle \frac{|abc|}{4}=\frac{24}{4}=6 となる。

この問題で使う考え方

  • 複素数の四則演算
  • 剰余・因数定理
  • 解と係数の関係

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。